残雪が残る風景も春ならでは
春を代表する名所を取り上げると、どうしても花のある風景が多くなってしまいますが、花がなくても春ならではの風景があることにお気づきでしょうか。それは山に残る残雪の風景。冬から春への移りゆく日々を体感できる貴重なスポットとも言えますね。【静岡】富士川楽座から眺める富士山(2004年4月撮影)
この他にも盛岡市内(岩手県)からの岩手山、甲府盆地(山梨県)から眺める南アルプスの山々など様々な場所から山に残る残雪の風景を楽しむことが可能です。
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ひな飾り、鯉のぼりがある風景
もう一つ春にしか見られない風景があります。それはひな祭りと鯉のぼりのある風景。桃の節句であるひな祭り(3月3日)につきもののひな飾りですが、勝浦(千葉県)では遠見崎神社の石段を1,200体のひな人形が埋め尽くす「かつうらビッグひな祭り」が行われますし、伊豆半島の稲取温泉(静岡県)では、雛のつるし飾りという独特の風習が注目されて観光スポットの一つになりました
【徳島】大歩危峡を泳ぐ鯉のぼり。壮観の一言です(2005年5月撮影)
島原城(長崎県)ではお濠の上に鯉のぼりが泳ぎ、秩父(埼玉県)の横瀬川や、大歩危峡(おおぼけきょう、徳島県)、能登半島・大谷川(石川県)などでは、川の上に鯉のぼりを泳がせています。たくさんの鯉のぼりが風になびくさまは壮観そのものですよ。
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