ナチュラルに……
自然に風化して古ぼけた感じが味わい深いサイン |
カントリーテイストなブリキのジョウロや、ホーローがちょっと剥げたようなバケツ、ペンキのかすれたサインボード、サビたワイヤーネットのポットに植えられたハーブ……。こういったガーデニンググッズや雑貨を庭の緑の中でアンティーク家具やジャンク(がらくた)と組み合わせると、なんだか昔からそこにあったような不思議と懐かしい空間ができあがります。
「ナチュラルガーデニング」のシリーズ第4弾 |
でも、なぜ今こういったジャンクとかシャビーといったものがウケているのでしょう? これは【ガーデニングで、「ちょいロハ」】で触れた、「ゆるさ」に通じるところがあるような気がします。
新品のピカピカというのは気持ちの良いものですが、いつまでもそのピカピカを維持するのは大変な事です。常に傷まないようにお手入れしなくちゃいけないし、磨かないといけないし……。でも物は使えば古くなっていくし傷んでいくのが自然というもの、だから自然の風化にまかせてありのままでいいのじゃない? そんな「頑張らなくてもいい」感じが、頑張りすぎている現代人には癒しになっているのではないでしょうか。
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ちょっと話がそれましたが、こんなふうにお気に入りのグッズを揃えたり小物を使って演出することで、ガーデニングはもっともっと楽しくなるはずです。ということで今回は、ジャンク&シャビーにスポットを当ててみましょう!
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