パンジーとバレンタイン

パンジー

パンジー

パンジーの名前の由来は、フランス語で「思い」を意味する「Pensee(パンセ)」からと言われています。

ギリシャ神話では愛の神エロスに気に入られ、キリスト教では恋人たちの神・聖ヴァレンティヌスの花とされているなど、歴史を紐解いてみるとどうもパンジーというのは愛とか恋と深い間柄にある花のようです。

また、その花言葉「私を思ってください」は、まさにバレンタインにピッタリ! ヨーロッパでは、「この花を身につけていると異性の愛情が得られる」とされ、かの有名なシェークスピアの作品「真夏の夜の夢」にも愛の妙薬として登場しました。このようなことから、いつしか「パンジーはバレンタインの花」と言われるようになりました。

前述のおまじないのような言い伝えについては真偽の程は定かではありませんが、寒い戸外でも健気に咲いているパンジーを見ると、誰しも「可愛い」と感じるのではないでしょうか。 
パンジーのデータ

パンジーのデータ


パンジーとビオラの違いは?

ビオラ
パンジーとビオラは人工交配などにより、ますますその境界があいまいとなってきている
晩秋から早春に良く出回る花として、パンジーとビオラがあります。どちらも可憐な花姿をしていて、花色も豊富にありますよね。ところで、このパンジーとビオラって、どこが違うのでしょう。

ビオラもパンジーもスミレ科スミレ属の植物ですが、スミレ属は交雑しやすいためたくさんの種類が存在します。これらは分類学上ではビオラは「スミレ節」、パンジーは「パンジー節」など細分化されていますが、それを見分けることは非常に難しいでしょう。

また、以前は「花径が4センチ以上はパンジー」、「小輪多花はビオラ」といったような見分け方もされていましたが、現在は人工交配により花径の大きいビオラなども出ており、両者の境界は曖昧となっています。

管理方法にも特に違いはなく、種袋に記載されている名称なり、苗の植物ラベルに頼るほかないのが現状です。

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