ルール:3段階に分けて入れ替える
学校や会社の制服のように衣替えの時期が決められている以外は、どのタイミングで入れ替えるかはそれぞれの事情次第。寒暖の差を感じたときや、休日を利用して衣替えをするというケースが多いことでしょう。そのときに、1日で入れ替えようと思っていたのに何日も服が散らかるのと、数回に分けて計画的に進めるのとでは、衣替えに対する負担感や苦手意識に違いがでるのは明らかです。そこでオススメしたいのは、およそ3段階に分けて衣替えをすること。暦を目安に予定表に衣替えの日を書き込んで、肌で感じる季節感とのズレがないように調整しながら進めます。
春夏と秋冬の3段階は、次の暦を参考にしてください。
どんなに暑くても季節感優先で麻素材と夏の柄はサッサとしまう。 |
1.秋分 9/23頃 盛夏の服をしまって秋の色・素材の服を出す
2.寒露 10/9頃 夏の素材・色の服をしまって薄手のニット類を出す
3.立冬 11/8頃 残った夏服をしまって厚手のセーター、コート、手袋などを出す
春夏の衣替え
1.春分 3/21頃 真冬の防寒服をしまって春の色・素材の服を出す
2.穀雨 4/20頃 冬の素材・色の服をしまって夏の半袖服を出す
3.立夏 5/6頃 残った冬服をしまって盛夏の服を出す
この3段階のポイントは、季節感にそって服をグルーピングすること。このグループごとに引き出しや収納ケースにまとめておけば、時期がきたときに、かたまりで入れ替えることができます。
また入れ替え作業を分けることによって、連休のタイミングに合わせて予定を立てることも可能です。洗濯したりクリーニング店へ持ち込んだり、まとまった時間をとりにくい人でもやりくりしやすいはず。さらに家族で協力しながら衣替えができれば、ひとりで背負わなくてもすみます。手持ちの服の種類や量には個人差がありますから、2段階でも5段階に分けてもOK。カレンダーや手帳に衣替えのTo Doを書き込むといいですよ。
次は、衣替えの負担を軽くする「ツール」をご紹介します。