狭さをつっぱりで解消する
流しとレンジがあっても調理台が殆どないキッチンや、廊下と兼用したキッチンでは、まな板が置けないなんてこともあります。まして道具や食器をしまえる収納は望むべくもない...なんて、諦めるのはまだ早いです。レンジ脇にセットする場合は、加熱機器から充分離して安全に気をつけてください。 |
とはいっても、賃貸では壁に穴をあけたくはありませんので、便利なつっぱりグッズを活用することにします。つっぱりグッズ商品のなかには、メッシュ棚のついたものがあるのですが、メッシュネットに吊り下げるタイプのものでも代用できます。
つっぱりグッズをセットする場所は、流しの脇が最適。流し台と吊り戸棚の下との間に棒をつっぱらせて固定します。つっぱりグッズを買うときには、あらかじめつっぱる場所の高さと、商品の設置寸法とを確認しておきましょう。せっかく買ったのに、高さが足りないなんて失敗のないように。
つっり棒が固定できたら棚をセットして、そこに普段使っている食器や調味料、乾物などを並べておきます。下の棚を洗った食器の水切りとして使えば、調理台にもゆとりができるはずです。
さらにS字フックやクリップを使えば、マグカップやスポンジなども掛けておけます。
そしてもうひとつ、つっぱり棒を目の前の壁に沿って横に渡して、そこにフライ返しやお玉、調理ばさみなどを引っ掛けましょう。
こうすれば、今まで調理台に出してあったモノが壁沿いに収まります。おまけに、すぐ手にとれて使いやすくなるので、料理のスピードもアップ。
時間がなくても手早く手作りできれば、外食やデリバリーの回数が減って、お財布にも身体にもやさしい暮らしにつながることでしょう。
収納ガイドの監修書「簡単!おしゃれに模様替え編」には、部屋の片付けから暮らしのヒントまで満載です。
▼関連リンク
狭いのはキッチンだけじゃない。トイレに置きたいモノはこれで解決! 【All About 収納】
おまけに部屋には収納がない!という悩みも解消しましょう。 【All About 収納】
これから新生活。そして新婚さんにも役立つ「すっきり」生活のコツ。 【All About 収納】
転勤や引っ越しドキには、このコツでくつろぎ部屋を手に入れよう! 【All About 収納】