「捨てる」ための読書
スペース、時間、自分の記憶に限界がある以上は、やがて「捨てる」ことになる本も出てくるはずです。それならば、読むときから「捨てる」意識をもって本と向き合ってみてはいかがでしょう。たとえば「捨てる」決心をしやすい本というのは、以下のような特徴があります。
目次も書き留めておくと、あとで役立つことがあります。 |
・おもしろくない本
・保存するほどでもない本
・書店や図書館で簡単に手に入る本
・必要な箇所はメモを残した本
このように、「捨てる」基準を客観的にとらえて自分のルールをもつことで、「捨てる」行動につながっていきます。
捨てるにあたって古紙として処分するなら、なかに書き込みをしようと折り込もうと自由なのですが、さらに捨てる決心を固めるためには、記録をとることをオススメします。
付箋やマーカーで目印をつけた箇所を書き出して、本のタイトル・著者名・出版社・価格・読んだ日付とともにノートやパソコンに保存。こうすれば本そのものが手元になくても、いつでもネタ本を辿ることができるので安心です。
ただ捨てるのは勿体ないというときには、売るための読書をしましょう。