収納

インテリアの危機!服の掛けっぱなし退治

コートが活躍する季節&服が部屋にあふれだす時期。寒さが増すにつれて片付けマインドも低下しがち。鴨居やカーテンレールに服を掛けていたら要注意!

すはら ひろこ

すはら ひろこ

収納 ガイド

一級建築士

還暦過ぎても現役!建築・インテリア・整理収納の資格と経験による片付け術に定評がある。商品開発や収納用品のデザイン監修をはじめ、雑誌やテレビ、ラジオなどメディア出演多数。著書・監修書20冊以上、人気講師としてオンラインセミナーを開催。プロとして共働き主婦の目線から追求したメソッドが好評。

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服が部屋にはみ出すのは、だらしない感につながりやすいもの。インテリアの邪魔にならないように片づける方法について考えていきましょう。

掛けるよりたたんでしまう

厚みのあるハンガーはコートやジャケットに。それ以外の服は薄いハンガーを使って嵩を減らしてもいい。
厚手のジャケットやコートなどの冬服は、夏服に比べてそのヴォリュームは5割り増し程度に膨れあがります。つまり夏服なら15着ぶんを掛けられたハンガーパイプでも、冬服は10着くらいしか掛けられないことに。これが、冬になって思い知るクローゼットやタンスの収納トラブルです。

収納しきれない服のためにコートハンガーを買い足したり、鴨居に引っ掛けたりしていませんか?
それも仕方のないことですが、最初のうちは遠慮がちに3~4着でも、やがて掛けられるだけ掛けるようになるのが困りもの。「また着るからマッいいか~」な油断が、部屋の秩序を乱すもとです。
いつのまにか寝室全体がクローゼットと化して、服に囲まれて眠るような部屋になってしまいます。

そうならないためにまずやるべきことは、ハンガーに掛けなくてもいい服を見つけて、たたんでから棚や引き出しにしまいましょう。このさいですから、ハンガー掛けでないと困る服以外はパンツやジャケットでも、たたむことを優先に。
それによって何着かは、クローゼットやタンスのなかに掛けられます。

それでも、はみ出す服がでてきてしまった時には次の方法で解決するしかありません。
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