収納

美部屋オーラを放つクローゼットの秘密(3ページ目)

収納の中身は少しぐらい乱れていても、隠しちゃえば問題ない....な?んて油断していませんか?美部屋オーラは隠れた所から輝きを放つのです。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

クローゼットを日用品の収納に

押入もクローゼットと同じく、上中下3つのゾーンを基本にモノを収めると、すっきりキレイにまとまります。
家の間取りによっては、クローゼットの用途が衣類をしまうだけとは限りません。

掃除機、新聞の一時ストック、シーズンオフの家電製品、寝具、アルバム、節句やクリスマス用品など、生活用品を収める場所として使われるケースもあります。 その際には、高い位置の「C」には使用頻度が低くて軽いモノを収め、「B」には日常使いのモノや重くて嵩張るモノを収めます。「A」にはハンガー掛けの衣類のほか、シャツラックのような収納グッズを使っても良いでしょう。

日用品の中には形や大きさがマチマチなモノもあるので、目的が似たようなモノをグルーピングして、箱やケースを使ってまとめて収納すると収まりが良く、出し入れもしやすくて便利です。

通常のクローゼットは奥行きが60センチ程度ですが、押入れのように90センチ程の奥深い空間の場合は、手前と奥の前後2列で使い分けると効率よくしまうことができます。また押入収納用品のなかには、キャスターつきで奥行きを使いこなせる収納用品もありますので、収納空間に見合ったサイズの道具を選びましょう。

いずれにしても「ゾーン収納」を基本にして、ゾーンごとにしまうモノを当てはめるようにすると見た目にまとまりが良く、結果として空間を有効に使うことができます。
それとは反対に、あいている空間を見つけてその都度にモノを当てはめてしまうと、やがて使い勝手の悪い収納になってしまいがちです。

まずは「ゾーン収納」で収納空間を大きく分けることをイメージして、その後にそれぞれの収め方を決めるようにすると、使いやすくてキレイな空間に生まれ変わります。

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