収納/収納関連情報

収納用品を買う前に知りたい3つのルール(2ページ目)

春は家具の購買意欲がそそられる時期です。でもちょっと待って。何だか便利そう、部屋の雰囲気に合いそうというだけで買っていはいけません。こんな筈ではなかったと後悔しないために、このルールを要チェック。

すはら ひろこ

すはら ひろこ

収納 ガイド

一級建築士

還暦過ぎても現役!建築・インテリア・整理収納の資格と経験による片付け術に定評がある。商品開発や収納用品のデザイン監修をはじめ、雑誌やテレビ、ラジオなどメディア出演多数。著書・監修書20冊以上、人気講師としてオンラインセミナーを開催。プロとして共働き主婦の目線から追求したメソッドが好評。

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ルール2:買わない勇気をもつ!

収納家具や収納用品があれば、自然と片付くとは限りません。とりあえず片付けるつもりで収納していても、買ってきたその時限り、その場限りになってしまうこともあります。

収納ケースを積み上げるだけでは、片付いた部屋になりません。
たとえば、衣装ケースを買ってきて衣類をしまう。服が増えると、またケースを買ってきてしまう。ケースを上へ上へと積み上げていった結果、服は片付いたけれど部屋が納戸のようになっていたというのでは空しい限りです。
このように収納用品というのは有り難い反面、困った事態をもたらすことがあります。
衣類ばかりではなく本や食器なども同様に、部屋の雰囲気を壊してしまったり、狭く感じるような収納用品では困ります。

ものが収まってくれることは良いことですが、居心地を犠牲にすることにならないかどうか、部屋全体を眺めてそのメリットとデメリットの両面から収納を捉えないと、そこには思わぬ落とし穴が潜んでいます。

あえて収納用品を買わない勇気をもつことも必要です。
持ち物をしまう場所を替えてみたり、ものを減らすことで、道具に頼らなくても状況を改善できることもあるのではないでしょうか。

それでも、やはり収納家具や収納用品が必要という時のルールとは?
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