収納

旅立ち前の食品食べきりミッション(3ページ目)

暫くぶりの里帰りだ家族旅行だ海外へ脱出だ....楽しい計画が進行中!でも帰宅直後に冷蔵庫を開けた瞬間イヤ~な臭いがっ。となる前に冷蔵庫を空っぽに。無駄買いをやめて食品を食べきるのも計画のうち。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

冷凍室に緊急避難

インデックスやメモ書きを習慣にするには書き込みセットを用意。ビデオケースの後ろにマグネットを貼って、中には名前シールとペンを入れて扉にペタリ。 冷凍室は引き出しタイプと開き扉タイプがあります。引き出しタイプなら、上から眺めて分かるように食品を立てて並べ、開き扉タイプなら本棚のように食品を立てて入れます。そのときにブックエンドを使えば仕切りやすいから、サイズの違う食品があっても大丈夫。

そして食品を手に取る前にその中身がわかるよう、名前シールに食品名と日付を書いて袋に貼っておきます。ホームフリージングの食品は、仕舞うときは覚えていても、やがて忘れてしまいやすいので必ず書き込んでおきましょう。

ところで冷凍しておけばずーっと品質が変わらないと思っていませんか?冷凍庫を過信してしまいがちですが、やはり限度があります。食品から水分が蒸発して冷凍やけという現象が魚や肉には起こりがち。他の食品にしても庫内の臭いがついてしまったり変色したりすることも。というわけで一般的な目安は2ヶ月までですが、家庭ではそこまで長く保存することが目的ではないので、せいぜい1週間、長くて1ヶ月程度で使いきりたいところです。

使い切れなかった挽肉や細切れ肉などは、ラップや冷凍用チャック袋で霜がつかないようにしっかりと密閉。買ってから直ぐに冷凍するなら、魚や肉についてくるトレイは外しましょう。
カレーやご飯などをフリージングするときは、冷凍用チャック袋を使って平らに伸ばしておくと短時間で冷凍解凍ができます。平らに伸ばす際に調理用の四角いバットがあれば良いのですが、無い場合にはお菓子の缶蓋でも代用可能です。


食べきり計画の仕上げカウントダウン

書いては消せるホワイトボード。近頃は紙のように薄い物もあって扉への密着度が良い。
食品を食べきるための計画ですから、留守にする1週間前には、冷蔵庫にある食品を中心にメニューを考えて、それでも足りない食品だけを買い足します。そのためには在庫の食品チェックが肝心。

今残っているモノは何かな?と冷蔵庫の扉を開けて調べてメニューも考えて。そんなことをしていると電気代も時間も勿体ない。というわけで冷蔵庫の扉に在庫表をペタリ。
殆どの冷蔵庫扉にはマグネットが使えますから、メモ紙をピンナップして在庫リスト=食べきる食品を書き込んで、食べては消す作業を繰り返します。

旅立ちの前からちゃんと体力をつけるよう健康管理をする意味で、あり合わせのメニューであってもオウチご飯は外食よりもバランス良い食事ができるというもの。節約にも一役。

これで完璧、旅立ち食べきりミッションの終了です。
すぐ片づく「5分間『整理・収納』BOOK」(三笠書房)で、時間もお金もかけずにスッキリ・ライフを実践しましょう!

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