収納/収納関連情報

すっきりライフに「コレは要らない」宣言(2ページ目)

居心地の良い部屋づくりに家具は欠かせないなんて思っていませんか? 実はその発想が心地よさを犠牲にしてしまうことも。そこであれもこれも欲しい気持ちを捨てて、きっぱりと「要らない」宣言を。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

ひとりなら「コレは要らない」宣言

ひとり暮らしはゼロから初めてじっくりとモノを選びたい。
ひとり暮らしは下駄箱、押入れ、クローゼットなど、部屋に造り付けになっている収納に入る分だけのモノで暮らすことが基本と心得ましょう。

モノが増え始めると、それを追いかけるように収納用品や家具を揃えて、なんとかモノをしまおうとしてしまいがちです。

でも、まずはその前にやっておく事が。それは、モノが増えてしまいそうになったら使用頻度の低いモノ、ほとんど使う見込みのないモノをピックアップして処分します。この処分するという努力を怠ると、当たり前ですが確実にモノが増えていくことに。

だからと言ってモノを買う楽しみまで犠牲にして暮らすのは味気ないものです。

そこで、買うならコレ、買いたくなっても「コレは要らない」といったような、モノに対する自分の基準を育てることをお薦めします。


ひとりご飯に無用なものはコレ!

前菜からデザートまでつくれちゃうならお鍋も不用かも。良いモノを永く使いたいですね。参考商品
例えば、初めてのひとり暮らしで戸惑いやすい食生活に関わるモノについて、こんな基準をもっておきたい。

・鍋とフライパンは各1個で充分。ちなみに料理家のケンタロウさんは、フライパンひとつで炒め物だけではなく煮物、揚げ物もおまかせで、しかも食卓にそのまま出して、アツアツを頂いちゃうとか。

・電気ポットは要らない。もし買うなら、小振りで保温も保冷も兼ねたグッドルッキングなポット。1年を通して使えるから重宝。ついでにコーヒーメーカーも要らない。ひとりならドリッパーでゆっくりと香りを楽しみながらでも良いのでは?

食器の種類はふたり暮らしを参考にして最小限に止めるものの、ひとりご飯の時間を大切にしたいからランチョンマットを色柄替わりで数枚を用意して、食卓の演出にこだわってみる。

服や靴、化粧品、本、雑誌などは家族と一緒に暮らしていた時の基準の延長線上で考えはじめて、結論としては造り付け収納のスペースにあわせて数量をコントロールするというのが分かりやすい目安です。

ひとり暮らしになったからと言って、いきなり身だしなみの基準が変わるというものではありませんから。恐らく、スペースに合わせてモノの量をコントロールしていくうちに、経験的にモノを選びとる基準が育っていくことでしょう。

▼関連リンク
ふたり暮らしには、もっと厳しく「コレは要らない」宣言を貫きます。
家族が増えてお子さんとの暮らしが始まったら「コレは要らない」宣言を極めることに。


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