タイムキーパーに徹する
時間短縮といっても朝食を抜いたり、メイクもそこそこに家を出るというのでは進歩がないです。むしろ念入りに支度ができることに越したことはありません。そのためには、ただ漠然と時間を短縮しようするのではなく、朝起きてから出掛けるまでの時間を正確に把握して管理することが大切です。そこで役に立つのがキッチンタイマー。
朝目覚めたら、すぐにタイマーをセットして、そこからカウントをスタート。最初のうちは、これまでの経験で所要時間を決めて、タイマーを見ながら朝の支度にとりかかります。自分のペースがつかめてきたら少しずつセットする時間を減らして、目標時間内で支度ができるようにゲーム感覚でやってみましょう。タイマーの置き場所は、台所や食卓などチェックしやすい位置が良いです。
このタイマーを使った時間管理なら、朝の行動パターンを把握するうえでも、そして改良するためにも、時間という数字が目安になってくれます。
移動の時間をカットする
朝食用の食品セットはトレイにひとまとめにして冷蔵庫で保管。食事にもメイクにも欠かせないウエットティッシュも忘れずにメイクセットに常備。 |
洗顔は洗面所、朝食は食卓、着替えは寝室といった具合に、朝の日課と場所とが固定化されているものですが、朝時間のロスをなくすために敢えてその習慣をチェンジしてみるのもひとつの手です。
最もシンプルな方法は、朝食とメイクと着替えを同じ場所で行うことによって、移動時間をカットします。つまり食卓で朝食をとりながら合間にメイクをして、時々テレビに目をやりながらも、その同じ場所で服まで着替えて出掛けるという段取り。
食卓廻りで全てをこなすことに抵抗があるかもしれません。それならば、洗顔直後に服を着替えて、それ以降の支度を食卓廻りでこなすという方法もあります。いずれにしても、移動時間を縮めると落ち着いて支度に取りかかれるのです。そして食卓には先ほどのキッチンタイマーを常備して、しっかりと時間管理をしましょう。
ここまでの朝支度を順調に時短できたら、あとは服装も時短で着替えます。