収納

軽くやばい習慣をカットする

帰宅したらカバンや上着は何処に置いていますか?あとで読もうと思っている本は?無くて七癖有って四十八癖。無いようで有るのがちょい置きの習慣。これって悪いわけではないけれど。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

部屋の片付けは、いきなり完璧を目指すよりも、できる範囲で確実にやれる状況を作ってみては?
普通に暮らしていれば、部屋の中にちらりほらりとモノが出てくるのは仕方のないこと。それでも、ゴッチャリ感がうっすら漂うと居心地が悪いもの。

スッキリ感が薄くなりやすい場所は、食卓やソファ、居間の床廻り、電話の周辺。ここは家族の利用頻度が高いから、モノをちょっとのつもりで無造作に置いてしまいがちな位置です。

そのちょっとのつもりが習慣になってしまうと、ちょっと置きのモノが連鎖的に増えていくものです。


使ったら戻せば良いのだけれど

テレビを見ながら食べかけたお菓子、新聞を読みながら切り抜きをした時のはさみ、買い物をメモった時に使ったペンなど、そのままそこに置き放し。

それでも後で片付けようと思って、とりあえず脇に寄せておくとそのまま忘れていたり、脇に寄せたはずのモノを再び使ってまた脇に戻していたり。こうなると、あたかも脇に押しやったその場所が定位置になることも。

それがちょっと置きの困った点。使ったら元に戻すというルールの原点がわからなくなるというものです。 このちょっと置きは、私たちが無意識に陥ってしまいがちな軽くやばい習慣。

でも簡単には止められないから、ゆるーく片付ける習慣をつけ加えましょう。
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