引越し先で使えなくなったカーテン
カーテンやカーペットなど、サイズが合わないと買い替えるはめに……。 |
その数ヶ月後、ご主人に転勤の辞令が出ました。気になったのはピンクのカーテンのことです。旧居のサイズぴったりに作られたオーダーカーテンは、引越し先で使うには裁断しなければなりません。「いざとなるとその決断ができなかったんです!30万円もしたんですもの。押入れに仕舞い込んでしまいました。」と、その後5年以上、カーテンは押入れで眠り続けることになりました。引越し先から自宅に戻ったときには、シミと甘すぎるピンク色になじめず、再度お蔵入りにしてしまったそうです。
実家においた荷物の行方
実家に送っておけば何とかなる、なんて考えは甘いかもしれない。 |
ところがBさん一家が海外で暮らしていた間に、Bさんの実家は建て替えが決まったようです。と、同時に多くの荷物が処分されてしまいました。その中にBさん一家のタンス、衣類、布団もすべて含まれていました。
「冗談みたいな話」と、ため息をつくBさん。老夫婦だけが住むBさんの実家は、すべて業者に任せきりで、『思いっきり処分』がなされたようです。
去る者は日々に疎し。実家には実家の生活が。一緒に住んでいた頃のように、頼り過ぎるのも考え物かもしれません。
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