ラッキー。やって来たのは3トントラック!
少しでも安く済ませたかったOさんが依頼したのは、2トントラック。でも、当日配車されたトラックは3トン車でした。「すみません、2トン車が配車できなくって。料金は、2トンで結構ですので。」しかし、Oさんの荷物は、3トン車でも積み切れないほどの量だったのです。積み残ったのは自転車2台。こちらは、Oさんと子どもが自転車に乗って、引越し先に行くことで解決。「2トン車で来られていたら、かなりの積み残しが出ていたはず……」とOさん。
【Oさんのコメント】見積りのときに、これは2トンでは無理ですよ、と言われていたのです。でも、どうせ大げさに言ってるんだろう、と思ってしまいました。それに、家具も処分するつもりだったんです。でも、結局時間がなくなってしまって。
段ボール箱に『重』ってなーんだ?
「重」?うーん。重箱を連想してしまいそう。 |
「ちょっとした気配りとして、自分で荷物を持ってみて、”重い”と感じたものには、赤マジックで『重』のマークを箱に記しておきました。
そしたら作業員さんが『これは、どういう意味ですか?』って……(笑)」
部屋中にあふれ返った『重』マークのダンボールに、作業員さんも首をかしげてしまいました。
ちょっと待って!お掃除してから行くから!
お掃除のタイミングは、事前に考えておきましょう! |
ようやく2時間ぐらいで荷物もほぼ運び出され、積み込み完了。その後トラックとOさん家族は、数十キロ離れた新居に向かうことになりました。でも新居には、Oさんの姿はありませんでした。作業員の方は、2時間以上その場で待つ羽目になったのです。
ようやく現われたOさんは、「すみませんでした。旧居の掃除に時間がかかってしまって……」その後も、作業員の方はイヤな顔もせずにたんたんと作業を続けられたということです。
【Oさんのコメント】引越しが終わったら、掃除をしなくっちゃと焦ってしまって。作業員さんを待たせることになってしまいました。とりあえず新居に行って、後日、旧居の掃除をすればよかったですね。
ガイドからひと言:
「ひどい業者にあたった!」という怒りの声も多い中、こんなに親切な引越し業者さんもいたとは。でも、これはやりすぎ。やはりきちんと打ち合わせをしたり、わからないことは事前に聞いておくべきですよね。皆さんは、いかが感じられましたか?