値引合戦に備え体力を温存している業者もある
引越仙人:何社か見積りを取って、料金明細を細かく説明してもらうとしますよね。同じ明細なのに料金が違うとあれば、その差額は値引き幅の違いかと思います。手配内容が同じなら、値引き合戦後の底値は一緒になると思います。ガイド:値引き幅? 値引き合戦? もう少しくわしく教えていただけますか?
引越仙人:わかりました。例えばA社とB社に見積りを取ったとしましょう。
明細はこんな感じです。
<A社とB社の見積り書の比較>
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※こちらは見積り例ですので、実際の見積り書とは異なります
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この場合B社の見積り料金はまだA社より高いですね。しかしB社にはA社に近い料金が提示される可能性があるのです。なぜならB社の明細を見てください。各料金が全てA社より高めに設定されています。しかも人件費は6人分。同じ作業員なのに別々に計上されています。
このことからもB社においてはさらなる値引きが行われそうです。
ガイド:どう切り出せばいいですか?
引越仙人:「もう少しどうにかなりませんか?」とプッシュしてみましょう。こんなシナリオが考えられます。
【B社】ここでお客様との話し合いをしながら上司に電話/再度値引き:170,000円
↓
【お客様】A社の見積り書を見せる
↓
【B社】再度上司に電話/再度値引き:145,000円
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【お客様】もう一社見積もりに呼んでいることを告げる
↓
【B社】再再度上司に電話
↓
【B社】もう一社の見積もり断って今返事をくれれば……、と言いながら/再度値引き:135,000円
↓
成約
ガイド:これだけ業者の事情がわかれば、見積り達人になれそうです(笑)。本日はどうもありがとうございました。
では、最後に本日お話しを伺った引越仙人さんへのプロフィールをご紹介させていただきます。さらなる業界のくわしい情報を知りたい方は、こちらをご覧くださいね!
【引越仙人プロフィール】
人生の転機となる引越しじゃ。気持ち良くスタートが切れるようにのう~ |
現在、「引越仙人」として悪徳業者撲滅!を目指しサイト「上手なお引越しの手引きplus」を立ち上げ中。