引越し後すぐの「ピンポーン」。あなたはどんな思いで扉を開けますか? |
このサイトにもそんな悩める方からのメールが寄せられています。さて、トラブルとは一体どんなことなのでしょう?同じ様な経験をしたことのあるガイドは、決して人ごととは思えず聞き入ってしまいました。
【ケース1】留守と思っていたお宅からの突然の苦情
ちょっとくらい家で遊びたい気もするけれど……。 |
半年でもきちんと挨拶だけはしようと両隣と下階のお宅に挨拶に行きました。しかし、下階のお宅はいつ伺っても留守。「ひょっとしたら、ここで暮らしていないのかな?」と気持ちがゆるんだMさん。子どもにどんどんしないようにとの注意もしないまま……。
『ピンポン』「あっ、はい」「下の者です。すごーく、足音がうるさいのですがいい加減にしてください」といきなりの先制パンチ。そこには、化粧気もない30代の女性がちょっとふてくされたように立っています。「すみません、あの~私は、先日引越してきました、、、」と引越しの挨拶と品を手渡そうとするMさんに「いりません。そんなもの」。全く取り付く島がありません。
「そうなんです。いつも家にいるらしいのです。ぜんぜん物音もしないんですけど……。あれから子どもたちにはそろっと歩くように注意していますが、いつまた怒られるかと思うと気が気でないんです。」
教訓その1「どうせこの時間隣人はいないから、と楽観的に思うのはやめよう!いきなりレッドカードとともに現れるかも……」
【ケース2】あんたの部屋のライトがまぶしい?
それは嫌がらせ?それとも本気なの? |
翌日早朝8時に『ピンポン』いきなりの訪問者です。ドキッとしながらも寝ぼけ眼でドアを開けるとそこには見知らぬ人が。「どちらさまでしょうか?」「私は、向かい側の部屋に住んでいるものです。」と小さな中庭をはさんで数メートル先にある別棟を指しています。「おたく昨日遅くまで片付けしていたでしょう?その光がまぶしくて……、もう夜中にこうこうと電気をつけるのはやめてください!」
「?」たしかに引っ越後すぐだったため、カーテンがついていない部屋がありました。ひょっとするとそこからライトがもれていたのでしょう。でも中庭をはさんで向かいの棟まで照らせるのでしょうか?第一、その部屋の方が自室のカーテンをきちんと閉めれば、何も問題はないわけです。Yさんは未だ納得がいかない様子。
教訓その2 「引越しの時に忘れがちなミス。真っ先にカーテンをつけよう!夜になれば中が丸見え」
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