カステラとホットケーキを炊き比べる
カステラにチーズのほど良い塩加減が加わって、いっそう美味しくなりました。 |
使った2台の炊飯器は、米の炊飯時間がかなり違うのですが、高速でカステラを炊いて、スイッチが切れるまでの時間は、ほぼ同じ(加熱時間31分~35分)でした。全てのメーカーの炊飯器の高速コース(或いは早炊きコース)で、ケーキが焼けるかどうかは試してみないと分かりません。興味がある方は、お手持ちの炊飯器で、一度お試しください。
チーズカステラの作り方
所要時間:炊く時間を除いて20分材料
【五合炊き炊飯器用】薄力粉 100g
粉チーズ 大さじ2(15g)
卵 3コ(正味175g)
砂糖 100g
ハチミツ 大さじ1(22g)
牛乳 大さじ2
ウイスキー 小さじ1
プロセスチーズ 20g
内釜用サラダ油 少々
手順
※ワンポイント (4と5の工程をあわせて、ハンドミキサーで5~6分くらい。)
※ワンポイント (ゴムベラで底をすくい、切るように、練らないように、でも粉が残らないよう、スポンジよりややしっかりめに混ぜる。)
※ワンポイント (蒸気をカステラに閉じ込めてしっとり仕上げるため。)
チーズカステラ
チーズの塩味が効いてるカステラ |
※ひとこと
今回、炊飯器の普通炊飯と高速炊飯で焼き比べてみました。
使用したのは、白米3合の普通炊飯の所要時間が47分の炊飯器 SANYO IHジャー炊飯器 1.0L(5.5合)です。
チーズケーキは、この炊飯器の高速炊飯で33分でスイッチが切れました。普通炊飯では45分かかりました。仕上がりの違いは次に記します。
さらに、白米3合の普通炊飯が32分かかる炊飯器三洋の圧力IHジャー炊飯器 5.5合炊きの高速炊飯で焼いた場合は、31分でスイッチが切れました。
※「普通炊き」「高速炊き」「強力粉&高速炊き」3つのチーズカステラの仕上がりの違いをご覧ください。
チーズカステラ焼き比べて食べ比べ
1.普通炊きで焼いたチーズカステラ
白米3合が普通炊きで47分かかる炊飯器で、45分で焼けた(スイッチが切れた)カステラ。 |
2.高速コースで焼いたチーズカステラ
1と同じ炊飯器の高速コースで、33分でスイッチが切れたチーズカステラ。高速コースの方が綺麗に焼き上がった。このケーキに加熱時間は45分も必要ないので、高速や早炊きの方が向いてると言えそう。 |
3.強力粉を使い、高速コースで焼いたチーズカステラ
白米3合が普通炊飯で32分かかる炊飯器の高速コースで、31分で焼けた強力粉チーズカステラ。薄力粉カステラはふわふわ軽く、強力粉カステラの方は弾力があり、冷めても沈みが少ないので形が綺麗。市販のカステラに近い仕上がり。 |
※ひとこと
今回のカステラと前回のスポンジを作り比べた結果から言えば、スポンジやカステラなどのように、卵をあわ立てて作る生地の場合は高速炊きや早炊きコースの方が向いてると言えそうです。ベーキングパウダーで膨らますケーキの場合は次のページに記します。
今回使用した炊飯器2台は、普通炊きの時間にはかなり差があるのに、高速にするとほぼ同じ時間でスイッチが切れ、しっかり焼けました。全ての炊飯器がそうなのかどうかは分かりませんので、一度お手持ちの炊飯器で試してみてください。
炊飯器でハチミツホットケーキの作り方
所要時間:作業5分 焼き時間35分材料
【五合炊き炊飯器用】薄力粉 200g
ベーキングパウダー 小さじ2
砂糖 70g
塩 2つまみ
卵 1コ
ハチミツ 大さじ1
牛乳 100~110cc
内釜用サラダ油 少々
手順
2: ハチミツ、卵、牛乳を加えて混ぜる
※ワンポイント (初めから最後まで泡だて器使用。)
ハチミツホットケーキ
白米3合が普通炊きで47分かかる炊飯器の高速コースで、35分で焼けた(スイッチが切れた)ハチミツホットケーキ。普通炊きで焼いたものより、皮(茶色の部分)がパリッと焼き上がります。キメが少々粗くなるような気がしないでもないのですが、時間経過とともに同じ質感に落ち着きます。 |