一人暮らし/人を呼べるインテリアのコツ

アンティーク&手作りのある部屋に暮らす(3ページ目)

「一人暮らしのインテリア実例」シリーズとして、アンティークな家具や雑貨を揃え、さらに必要なものはDIYで作り上げてしまう女性の部屋をご紹介します。DIY歴1年半とは思えないほどの大物もありますよ!

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

最新作は、よりDIYを楽しむためのアトリエコーナー

アトリエコーナー
小さな作品を作るのにぴったりのコーナー。お茶などをゆったりと楽しむ場所でもあるそうです。

最近完成したスペースは、窓辺にあるアトリエコーナー。雑貨などを手作りする場所として、一番日当たりのよいところにテーブルを置き、パーティションで仕切って、同じ部屋の中であっても特別な空間として存在しています。パーティションの裏には、アクリル絵の具やレースなどをしまう“見せる収納”があります。物作りがより一層楽しくなりそうです。

棚   棚
DIYに使うアクリル絵具もゆずゆりさんが並べると、こんなに可愛く。見せる収納です。   こちらはアトリエコーナーのパーティションの裏側。お気に入りの雑貨を飾るスペースに。


パリ旅行で知ったアンティークの魅力

DIYとともに、もうひとつ、ゆずゆりさんの部屋で印象的なのが古いもの。最近は古道具屋さんやアンティークショップなど、古いものを扱うお店に足を運ぶことが多く、気に入ったものをじっくりと見つけることを楽しんでいるそうです。アンティークというと値段が高いものが多いように感じますが、「安く提供してくれるお店で探しています。お金も自分の中で上限を決めて、大体3千円くらいを目安にしているんですよ」。

アンティークに惹かれるようになったのは3年前に行ったパリ旅行。「蚤の市に行ったときに、素敵なものがいっぱいあって、今でもそこで買ったものは大切に部屋に飾っています」と、ゆずゆりさん。

シェルフ   ハンガー
シェルフの上の棚に並んでいる雑貨は、すべてアンティーク。左から、マッチ箱、小瓶、ボタン。どれもゆずゆりさんがひとつひとつ選びぬいて買ったもの。   ハンガーは、パリ旅行の蚤の市で買い求めたもの。この旅行をきっかけに古いもののよさに目覚めたんだとか。

オークションを利用して古いものを買うときもありますが、「これは正直、賭けですね(笑)」。オークションは実物が見られるわけではないので、予想と違うものが来ることもあるし、自分の思った金額では買えないこともあります。

そんな中で落札できた一番のお気に入りは、イギリス製の窓。パソコンコーナーを仕切るパーティションにしていますが、「アンティークのガラスって、とっても重たいんです。買ったはよかったけれど、これを固定するまでがなかなか大変でした」とのこと。窓をしっかりと固定できる棚を作り、その中にはモデムやケーブルなど見せたくないものが収納されています。好きなものを素敵に見せるために棚まで手作りしてしまう、その手間を惜しまない姿勢はすごく素敵ですね!

パーティション
オークションで落札したというアンティークの窓。これが届いたときには予想外に大きくてビックリしたそうですが、今ではお気に入りの一品に。


次のページでは、部屋をすっきりと見せるコツや、ゆずゆりさんおすすめのインテリアショップを紹介します。部屋作りのヒントが見つかるはず!>>次のページへ
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