一人暮らし男子が初めて挑戦するお弁当におすすめの弁当箱は?
最近とかく話題にあがる“弁当男子”。デパートやホームセンターなどの弁当箱売り場をのぞくと、タイプや色、用途の異なる弁当箱が数多く並んでいます。中には、「男性におすすめ」と銘打ったものも。そこで今回は、雑誌・週刊アスキーとの連動企画として、一人暮らし男子が初めて挑戦するお弁当におすすめの弁当箱をガイド独自のランキングでご紹介します。こだわり派の男子から、しっかり食べたい男子まで、お弁当選びの参考にどうぞ。
<目次>
- 第5位:こばやし漆器 二段弁当箱曲げわっぱ入れ子
- 第4位:アイザワ 角型ランチボックス
- 第3位:THERMOS ステンレスランチジャー
- 第2位:HAKOYA スリムスクエア二段弁当
- 第1位:ZOJIRUSHI 保温弁当箱お・べ・ん・と
- 他にもある!男子におすすめ弁当箱
第5位:弁当箱にもこだわりたい男子に…
「こばやし漆器 二段弁当箱曲げわっぱ入れ子」
こばやし漆器 二段弁当箱曲げわっぱ入れ子
ガイド記事『お弁当男子&女子 15分弁当実践編』では、実際に詰めた様子がご覧になれます。購入はこちらから。
曲げわっぱとは、薄い板を曲げて作る、日本伝統技術を用いた器のこと。お米などから出る水分をほどよく吸収してくれるため、時間が経って冷えてしまっても、美味しく食べられると言われています。また、この自然の質感が詰めたおかずを視覚的に美味しそうにも見せてくれます。
電子レンジが使えず、湿気に弱いため、プラスチックや金属のものよりていねいに扱う必要がありますが、とにかくカッコイイ。写真にご紹介したこばやし漆器の『曲げわっぱ入れ子』は、二段になっているので、ご飯とおかずを別々に詰めることができ、持ち帰るときはコンパクトに。間違いなく一目置かれる弁当箱です。
第4位:男子ならやっぱりドカベンでしょ
「アイザワ 角型ランチボックス」
アイザワ 角型ランチボックス 購入はこちらから 画像提供Amazon
男子・弁当という言葉を聞くと、私が真っ先に思い浮かべるのがドカベン。高校のころ、授業中に隣の席の男子がご飯のぎゅうぎゅうに詰まった、でっかい弁当箱を教科書で隠しながら、早弁していたことを思い出します。
というわけで、腹が減っては戦はできぬ。お昼は午後からの活動に向けて、ガツンと食べたい男子におすすめしたいのがアイザワの『角型ランチボックス』。白いご飯やおかずも映える、余計な装飾のない作りは、まさに弁当箱らしい弁当箱といえる気がします。プラスチックなどと違い色やニオイが残らないステンレス製なので、清潔に使うことができます。
例えば、ぎっしりと白いご飯を詰めて、その上におかかとのり、焼き鮭やお漬物などを並べる。忙しい朝の一人暮らし男子でも手早く作れるのり弁もこの弁当箱なら似合います。
第3位:カレーやシチュー、素麺弁当も?!
「THERMOS ステンレスランチジャー」
THERMOS ステンレスランチジャー クールグレー 購入はこちらから 画像提供 Amazon
ご飯容器・スープ容器・おかず容器2個がついたTHERMOSの『ステンレスランチジャー』は普通どおりご飯とおかずを詰めることもできますが、スープ容器があるので、そこにカレーなどの汁ものを入れていけば、カレー弁当のできあがり。保温機能があるので、昼でも熱々で食べられます。
シチューや麻婆豆腐、肉じゃがなどを入れるもヨシ。保冷容器としても使えるので、思い切ってスープ容器につけだれを入れて、素麺やそばの弁当なんていうのも意外性があって楽しいかも。アイディア次第で使い道が広がりそうなお弁当箱です。
第2位:ビジネスバックにもすっぽり入るスマートさ
「HAKOYA スリムスクエア二段弁当」
HAKOYA スリムスクエア二段弁当 購入はこちらから。
画像提供 Amazon
「職場で弁当を食べることには抵抗がないけれど、ビジネスバッグとは別に、あからさまに弁当が入っているとわかるバッグを持って、通勤するのが嫌だ」と思う男子に人気が高いのがスリムタイプの弁当箱。
いろいろな、おすすめなのがHAKOYAの『スリムスクエア二段弁当』。漆器屋さんならではのしっかりとした作りで、お値段も2,000円以下と手頃。もちろん電子レンジも使えます。ただし、上下段各280mlという容量は、たっぷり食べたい男子にはやや小ぶりかも。同じシリーズで『スクエア二段弁当』というものもありますが、容量が増える分、もう少し幅広になります。
なお、スリムタイプの弁当箱を買いたいと考えている人は、ぜひ一度店頭で自分の使っている鞄を持っていき、店員さんに声をかけてから実際に入れさせてもらうことをおすすめします。
第1位:お昼に開けても、ご飯はほかほか
「ZOJIRUSHI 保温弁当箱お・べ・ん・と」
ZOJIRUSHI 保温弁当箱お・べ・ん・と(SZ-CB05) 購入はこちらから。 画像提供 Amazon
「お弁当の冷たいご飯が好きじゃない」「お昼には温かいものが食べたい」という願いをかなえるのが保温弁当箱。第3位でご紹介したランチジャーと似ているようですが、ZOJIRUSHIの『保温弁当箱お・べ・ん・と(SZ-CB05)』にはスープ容器はありません。味噌汁やスープなどの汁ものを持っていくつもりがないのであれば、こちらの方が使いやすいスタイルでしょう。また、付属のポーチも横型で、持ち運びもしやすい。大容量でお腹もしっかり満足できます。
実際に、私もこのタイプのお弁当箱を使ったことがあるのですが、おかず容器が複数にわかれていると、おかずが上手に詰められる。揚げ物と一緒にしたくないサラダなどは別の容器に入れるなど、味や汁気、油などが混じりあわず美味しく食べることができます。
写真で紹介しているのはおかず容器2つのタイプですが、3つついているものもあります。買うときは、自分のお腹とよくご相談を。
他にもある!男子におすすめ弁当箱
ランキングの中ではご紹介できませんでしたが、他にもおすすめしたい弁当箱があります。まずは、これからの季節、気になる食中毒。『GEL-COOL』(GEL-Design)は保冷剤と弁当箱が一緒になっています。暑い屋外を歩き回ることが多い人には、特におすすめ。電子レンジで温めなおすことも可能。
続いて、握るのが面倒なおにぎりを簡単に作れてしまう『おにぎり弁当』(鹿野漆器)。ラップを敷き、ご飯と具を入れ、蓋を閉じると、おにぎりが完成。おかずを入れる容器もついていますが、かなり小ぶりなので、ダイエット中や小腹が空いたときなどに。
そして、弁当達人を目指すなら、『フードキャリー』(富士ホーロー)。とにかく見た目がカッコイイ。これを持っているだけで料理上手に見えます。持ち運びには不便かも知れませんが、耐久性があるので、弁当生活を長く続けたい人に。
反対に、『ウォールマグポーター』(リバーズ)は手抜き弁当派にイチオシ。スープや煮込み料理などはもちろん、家にあるシリアルやインスタントラーメンなどを入れていって、食べるときにミルクやお湯をかけるだけなんていうのもアリ。
最後に、弁当箱とはいえないかもしれませんが、使い捨てできる容器も揃えておくと便利です。出先から直帰する予定のある日など、食べ終わった弁当箱を持ち帰らずにすめば身軽ですよね。
世は弁当流行り。弁当箱やレシピ本などが続々と発売されています。面倒だったり、大変そうに思えたりするかもしれませんが、節約や健康のためには、弁当はおすすめ。あなたも、この流行に乗ってみてはいかがでしょう。
手間をかけない弁当作りのコツや、その実践をまとめたガイド記事が『時短&簡単テクでお弁当男子&女子を目指せ』『お弁当男子&女子 15分弁当実践編』です。ぜひ併せてご覧ください。
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