一人暮らし/一人暮らしの部屋探し

お部屋探しの落とし穴ランキング【後編】(2ページ目)

『お部屋探しの落とし穴ランキング【前編】』に引き続き、部屋探しの際に見落としがちなポイントをランキングでお届けします。今回はいよいよ第5位から第1位までの発表です。

河野 真希

執筆者:河野 真希

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第3位 窓・ドアは開け閉めしてみよう

風呂
窓やドアは開け閉めして、建てつけをチェック。窓の外もしっかり見て、防犯に問題がないか確認しましょう。
● 窓の位置。場所によっては通気性が悪く、湿気でジメジメしたりやニオイがこもったり。(ゆ・男性・一人暮らし暦8年)
● ドアがぴったり閉まらなかったので、冬になるとすきま風が寒かった。(しょーと・男性・一人暮らし暦7年)
● 天窓があるのは明るくていいのですが、夏は暑かった。(haru1127・女性・一人暮らし暦15年)
● 網戸がなく、網戸を差し込むレーンもなかった。窓を開けると虫が入り放題なのですが、東京は蚊が少ないので、虫より涼を選んでいます。(tkb・男性・一人暮らし暦4年)
● 窓が多いため、壁面があまりなくタンスや物を置けるようなスペースがないのが不便です。(リーチョ・男性・一人暮らし暦6年)


部屋にあるすべての窓やドアは慌てずに、ひとつずつ開けたり閉めたりしてみることが大切です。立てつけが悪かったり、隙間風が入ったりしないか、網戸はついているか、また外の風景や、外からの騒音やニオイなどを知るためにも必要です。

さらに、建物の外に出て、借りたい部屋の窓を眺めてみましょう。二階以上の部屋であっても、窓の近くに高い壁や木などがあると、簡単に侵入できてしまう危険があります。

また、窓の位置は方角を確認しておくこと。日当たりは時間によって変わります。下見をした以外の時間ではどうなのかを知る目安になります。

第2位 あなたはそのバスルームでゆったりできる?

風呂
お風呂で一日の疲れを落としたいなら、ユニットバスではなく、バストイレ別の部屋を探すのが吉。
● 脱衣所がないと困る。狭いユニットバスだったので、体を拭いたり服を着たりは廊下ですることに。人が遊びにきたときは大変だった。(mayu・女性・一人暮らし暦3年)
● 身体を洗ってからお風呂につかりたかったけど、ユニットバスでは無理だった。それから、トイレの便器を見ながら入浴しても疲れが取れなかった…。(RIKO・女性・一人暮らし暦9年)
● お風呂に窓があるのは良かったけど、冬場が寒くて辛かった。(えみ・女性・一人暮らし暦1年)
● お風呂場に簡単な洗面台がついていたのですが、とても使いづらかった。靴下をはいていたら濡れてしまうし、歯磨きなどの置く場所がないので、仕方がなく台所で洗顔や歯磨きをしていた。(バニラ・女性・一人暮らし暦2年)
● お風呂場の壁にひびが入っているのをパテと塗装でごまかしていたらしく、入居後1m程になり、最後には1.5倍ほど拡大していました。小さくて古い建物だったし、壁全体が崩れかねないということで、私が出たあと、貸し出すのを止める話もあったらしいですが、後日、たまたま通りかかったら「貸し出し中」の札が出ていました。(しろくま・女性・一人暮らし暦15年)


生活を始めたあとから後悔することが、特に多いのがバスルーム。一人暮らしの部屋によくあるユニットバスですが、これが不満となる人も多いようです。

一日の疲れを癒すはずのバスルームですが、洗い場がないため、ゆったりと湯船に浸かりにくく、また目の前にトイレがあるのが落ち着かないことも。また、湿気がこもりやすく、カビなどが発生して手入れも意外と面倒な場合があります。

お風呂に快適さを求めたい人は、ここは妥協せずに風呂トイレ別の部屋を探した方がその後の満足度も高いかもしれません。


次のページでは、いよいよ第1位の発表。集合住宅でよくある悩みと言えば…。その他見逃せない少数回答もお届けします。>>次のページへ
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