前回から引き続き、一人暮らし経験者の意見から部屋探しの落とし穴をランキングで紹介します。今回はいよいよ第5位から第1位までを発表。 |
実体験だからこそ説得力のある落とし穴。これから一人暮らしをする人はぜひ参考にして、後悔しない部屋探しをしてくださいね。
=INDEX=
■ 第5位 玄関で危険をシャットアウト
■ 第4位 部屋は良かったけど、建物や共有スペースはどう?
■ 第3位 窓・ドアは開け閉めしてみよう
■ 第2位 あなたはそのバスルームでゆったりできる?
■ 第1位 集合住宅のトラブルNo.1は音の問題
■ その他にも、こんな回答がありました!
第5位 玄関で危険をシャットアウト
外から人がやってくる玄関は防犯の要。特に女性の場合はここで妥協をするのは危険が伴います。 |
● せっかくモニタ付きのインターフォンなのに、位置が悪くて人が見えない。意味がない。(まーさ・女性・一人暮らし暦2年)
● エントランスの門が鍵つきではなかったため誰でも中に入れて、自転車を盗まれたことがあった。共用のエントランスでも鍵付きの方が安心できると思った。(舞姫・女性・一人暮らし暦1年)
● 玄関が狭くて靴が溢れる。(A・女性・一人暮らし暦10ヶ月)
特に一人暮らしの女性の場合、誰も来る予定のないときの突然の訪問者は不安です。オートロックだったり、インターフォンがついていたり、二重鍵などの防犯対策がしっかりとしたところなら比較的安心ですが、家賃の予算の関係上、それほど設備のちゃんとした部屋を借りられない場合もあるでしょう。
ただ、どんなに古い設備であっても、最低限ドアスコープとチェーンだけはついているところを選びたいもの。また、玄関から部屋の奥まで見通せてしまう部屋も防犯上はあまりおすすめできませんが、その場合は間仕切りやのれんなどで目隠しをしておくのがおすすめです。
第4位 部屋は良かったけど、建物や共有スペースはどう?
自分が暮らす部屋の中だけでなく、その建物の廊下や階段も要チェック。散らかっているところは管理があまり行き届いていない心配があります。 |
● トラックどころか、乗用車で揺れる。(ジョーカー・男性・一人暮らし暦3年)
● ベランダから壁を挟んですぐの道路脇がアパートのゴミ置き場。入居後に知って「ちょっと嫌だなぁ」と思ったけど、結局4年間住んだ。(akyu・女性・一人暮らし暦14年)
● 郵便物置き場や通路などの共有スペースが荒れていた。通路の電気が長い間切れていたときは不便だった。(akyu・女性・一人暮らし暦14年)
● 部屋の真下が駐車場で、建物の構造上、他の家との接点がなく冬場がとにかく寒い。風呂場のボディソープと洗面所のハンドソープが固まりました。(RIKO・女性・一人暮らし暦9年)
自分が暮らす部屋はきちんと下見をしたけれども、共有スペースや建物の造りまでは目が行き届かず、あとから後悔するのもよくある失敗例。部屋を借りる前に、できれば時間や曜日を変えて、何度か下見ができると部屋以外のところにも気が回り、最初とは違った状況での部屋の様子が確認できます。
また、その建物の管理がどうなっているのかもきちんと聞いておきたいところ。共有スペースが散らかっているなど、管理が行き届いていない建物は犯罪の危険なども高くなります。
次のページでは、第3位と第2位の発表です。一見ちゃんとしていても、自分で使ってみなくちゃわからない落とし穴って?>>次のページへ