自治体ごとにゴミ捨てのルールは違う
ゴミの分別ルールは自治体によって異なります。新しい場所に引っ越したら、まず確認。 |
ただし、東京23区の中でも自治体によって、分別方法等には差があります。同様に、その他地域では「有料指定のゴミ袋がある」「20種類以上に分別される」など独自の方法が定められていることがあるので、引越のときには必ず確認する必要があります。
初めての一人暮らしでは、ゴミ捨てのルールが地域ごとに異なることを知らなかったり、新しい地域へ引っ越したときにはつい今までの習慣でゴミを捨ててしまったり、うっかりと間違えてしまいがちです。各自治体のホームページや広報等には、詳しいゴミ捨てのルールが記載されていますので、チェックすることをお忘れなく。
例えば、食品の入っているトレーを見てみよう
ゴミを捨てるときにはリサイクル識別表示マークをチェックしてみましょう。 左上:プラスチック製容器包装 右上:アルミ缶 左下:スチール缶 右下:ペットボトル |
これはリサイクル識別表示マークといい、ゴミとして捨てられるときに素材別に有効な再利用が促されるよう、定められた製品につけられています。自治体ごとのゴミの分別は、このマークを基準にルールが決められていることがよくあります。「今まできちんと分別をせずに捨てていた…」というあなたは、まずはこのマークをチェックすることから始めてみましょう。よく見ていると、「こんなところにも!」とビックリするようなものにまで記載されていて、意外と面白いものですよ。
リサイクル識別表示マークを見るようになったら、ただ捨てるだけでなく、リサイクルへ回そうという意識も高まってくるかもしれません。地域ごとのゴミ回収日に限らず、発泡製トレイ、ペットボトル、牛乳等の紙パック、缶瓶などは、スーパーや各店舗ごとで回収ボックスを設置しているところもあります。「回収日までゴミを部屋に置いておくのは邪魔」という人は、そういったところを利用するのもおすすめ。
ただし、リサイクルできるものを捨てるときに、汚れたまま、濡れたままというのはNG。エコに協力するつもりであっても、スーパーで買って、その場で他の容器などに移し替え、汚れたトレーをリサイクル回収ボックスにポイッ。それは回収の手間を増やすだけですので、ご注意を。
次のページでは、ゴミの日に捨てられない家電リサイクル法についての紹介です。また、エコについてもちょっぴり考えてみましょう。>>次のページへ