便利な掃除グッズはたくさんありますが、それを揃えただけでは部屋はキレイになりません。上手な揃え方と使い方を紹介します。 |
掃除グッズ、どんなものを揃えたらいい?
一人暮らしの掃除にあると使えるグッズをリストアップしました。買うときは、必要に応じて取捨選択してください。 |
一人暮らしの引越前後は、家具を運び込む前に床の埃を掃いておきたかったり、持ってきた家具の汚れを拭き取りたかったり、掃除をする機会も多いです。せっかくの新居で気持ちよく暮らし始めるためには、「あとからでいいや」と思わずに、ここで○がついている『掃除の基本グッズ』程度のものは揃えておくといいでしょう。
すべての場所で使う掃除グッズ
○…掃除の基本グッズ △…必要に応じて揃えるグッズ□掃除機(○)
フローリングワイパーやほうきなどで対応する人もいるが、あった方がベター。ゴミや埃だけでなく、小さなダニや花粉なども吸い込んでくれる。食器などを割ってしまったときにも安全に処理できる。じゅうたんの部屋ならば、持っておきたい。
□雑巾(○)
着古した洋服や使い古したタオルなど(→次のページで紹介)でも可。
□スポンジ(○)
洗剤を広く伸ばしたり、汚れをこするときに必要。
□ハンディモップ、もしくははたき(○)
手の届かない高いところの埃を払うときや、手の届かない細い隙間のゴミを取るのに便利。
□ゴミ袋(○)
住んでいる地域に指定のものがあれば、それに合わせて。
□フローリングワイパー(△)
床の埃取りだけでなく、壁や天井などのすす払いにも使える。
□カーペットクリーナー(△)
ラグやカーペットなどについた埃や髪の毛などが粘着テープでしっかりと取れる。
□バケツ(△)
拭き掃除などのために、ひとつ持っておくと便利。
□ほうき・ちりとり(△)
室内で使う以外にも、玄関前やベランダなどの屋外用にあるといい。音を出さずに掃除できるので便利。
□ゴム手袋(△)
汚れや手あれの防止に。
□住居用洗剤(△)
弱アルカリ性のものがひとつあると使いやすい。壁や床、皮脂汚れなど。
□ガラスクリーナー(△)
弱アルカリ性もしくはアルカリ性のもの。窓ガラスや鏡などを拭くときに。新聞紙で代用できることも(次のページで紹介)。
□メラミンスポンジ(△)
洗剤を使わずに落ちるスポンジ。キッチン周りを中心に広く使える。
キッチン掃除グッズ
○…掃除の基本グッズ △…必要に応じて揃えるグッズ□食器用スポンジ(○)
食器洗いや、キッチン周りの掃除に。
□たわし(○)
スポンジでは落ちきらない頑固な汚れに。金たわしや亀の子だわしなど。ただし、傷つきやすい素材もあるので、使う場所には注意。
□ふきん(○)
台ふきんと食器用ふきんを用意する。
□食器用洗剤(○)
中性洗剤が主。家電等の掃除にも使える。
□油汚れ用洗剤(△)
アルカリ性洗剤。ガス周りや換気扇などの油汚れや、長時間経ったこげつきなどを落とす。
□クレンザー(△)
研磨剤を含んだ洗剤。キッチン周りのこびりついた汚れやこげつきを落とすのに向いているが、素材を傷つけることもあるので注意。
□漂白剤(△)
ふきんやまな板などの除菌・漂白をするときに使う。
□排水口用洗剤(△)
ニオイや詰まりが気になるときに。塩素系のものは、酸性の洗剤と混ぜると、有毒ガスが発生して危険。
トイレ掃除グッズ
○…掃除の基本グッズ △…必要に応じて揃えるグッズ□トイレ用ブラシ(○)
使い捨てのものだと衛生的。
□トイレ用洗剤(○)
中性洗剤が主。こびりついて落ちない尿石や水あかには、酸性洗剤を使う。
□トイレ用掃除シート(△)
ウェットタイプで、便座や床まで拭けるもの。そのままトイレに流せるシートがあると便利。
□紙やすり(△)
便器のふちに洗剤では落ちない黒ずみが出た場合にこすり取る。耐水のものを選ぶ。
洗面所・バスルーム掃除グッズ
○…掃除の基本グッズ △…必要に応じて揃えるグッズ□浴室用スポンジ(○)
浴槽を洗うもの。
□浴室用ブラシ(○)
床や壁などを洗うもの。
□浴室用洗剤(○)
中性洗剤。皮脂汚れや水あかなどを落とす日常清掃に使う。
□カビ取り剤(△)
中性洗剤では落ちないカビなどを除去、漂白するときに使う。塩素系のものは使用の際に注意。
□排水口用洗剤(△)
ニオイや詰まりが気になるときに。塩素系のものは使用の際に注意。
□水切りワイパー(△)
使用後に壁や天井の水分を取り除くとカビにくい。湿気が残り、カビやすいユニットバスではあると便利。(参考:「ユニットバスのカビ対策、一人暮らしの難敵の倒し方」)
次のページでは、普段は掃除以外の目的に使われるものだけれども、掃除にも便利な身近なグッズを紹介します。節約でエコにもなる!?>>次のページへ