迫力のある映像と音楽を満喫できる部屋
グレーを基調とした無機質な印象、生活を感じさせない雰囲気は、まさにカッコイイの一言。左手上部にプロジェクター、絵画がかけられている壁にスクリーンが下りてきます。オーディオ機器の操作はパソコンからできるようになっていて、友人を集めたホームパーティを開くときは、迫力の映像と音楽に盛り上がるそうです。
一見打ちっぱなしのように見える壁は、こういった模様の壁紙。賃貸にしては凝っていると思ったら、前の入居者が出る時点で大家さんに相談し、壁紙や天井も好みのものに指定して変えてもらったんだとか。しかも、「通常の壁紙交換よりもお金がかかるので、越えた分の費用は自分で負担するはずだったのですが、業者が天地を間違えて貼ってしまい、結局タダしてもらったんですよ」と、細井さん。それはラッキーですね。
賃貸住宅では、壁紙まで自分の思いどおりにするのはなかなか難しいものですが、どうしてもそこまでこだわりたいという人は、住み替える前に一度、大家さんや不動産会社に相談してみるという手もあるようです。
スタイリッシュなインテリアですが、実は、オーディオやその機材以外にはあまりお金はかけていないとのこと。その他の家具や雑貨は、最近話題のIKEAや、ネットオークションなどで、手頃な価格で揃えたものばかりだそうです。
また、本来の役割以外のものを工夫して活用しているため、安く抑えられているんだとか。例えば、このスクリーンを吊るしているラック。「これ、実は、洋服用のラックなんです。専用のものを買えば数万円しますが、これなら数千円でできますよ」とのこと。「こんなものが欲しいな」と思ったときも、全く違った使い道のものから、ここに使えないだろうかと考えることが多いそうです。
インテリアや趣味に対する徹底したこだわりは圧巻。ただ、実際のところ、「自分には、ここまでできる自信はないなぁ」という人もいるかもしれません。でも、こんな実用的なアイディアなら、ちょっと真似してみたくなるのでは。詳しくは、次のページで紹介します。
次のページでは、つい忘れてしまいがちなグリーンの水遣りをラクにするアイディアを紹介します。手作りの照明も。>>次のページへ