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煮干だしの取り方

基本のだしの取り方を紹介します。今回は煮干だしの取り方です。お味噌汁などよく食べるものに使われ、手軽に取ることができます。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

意外と知らない!? 料理の基本」シリーズとして、基本のだしの取り方を紹介します。今回は煮干だしの取り方です。

その他のだしの取り方は、ガイド記事「『だし汁1カップ』ってどこで売ってるの?」からご覧ください。


煮干だしの材料

材料
水 1リットル
煮干 20g
※ 煮干の量は、素材や好みによって調節してください。

取り方

煮干の頭とお腹を取り除く
1. 煮干の頭とお腹を取り除きます。苦味や臭みが少ないだしが取れます。

煮干を漬ける
2. 分量の水を入れ、30分以上置きます。一晩つけておいても大丈夫。

火にかける
3. 火にかけて、沸騰してきたら、浮いてきたアクをすくい、2~3分煮ます。

漉す
4. ざるにキッチンペーパーやきれいなふきんなどを敷き、漉します。

● どんな料理に使う?
豚汁
豚汁。だしの旨みと野菜のが合わさって、美味しさが倍増します。
味や香りが強く、味噌汁に合います。乾煎りしてから使うと、煮干の生臭さが消えます。

煮干はそのまま食べてしまうと健康的

煮干の粉末
そのまま食べれば、栄養満点。年齢とともに骨粗しょう症などになりやすい女性は、若いうちからカルシウムは意識的に摂っておきたい栄養です。
私は普段お味噌汁を作るのに、煮干だしを使っています。ただし、頭やお腹をとったり、漉したりするのは面倒ですし、捨ててしまうのはモッタイナイ。そのため、フードプロセッサー(すり鉢などでも可)で粉末にしてしまい、そのまま漉さずに、お味噌汁として飲んでしまいます。

匂いや苦味があるため、苦手という人もいるかもしれませんが、煮干はカルシウムなど栄養満点ですので、食べてしまうと健康的です。鉄分を多く含んでいるので、特に女性におすすめです。

煮干だしは独特の香りがして、お味噌汁に使うと、市販のだしの素と違って、濃厚な深みが感じられます。最近はラーメンのスープなどにも多く使われており、むしろ、その香りが堪らないという方もいるかもしれませんね。比較的簡単にできますので、ぜひ一度味わってみてくださいね。

== 関連サイト ==
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薄力粉を練って、手でちぎって、煮込むすいとんは、家にあるものだけで作れる便利メニュー。煮干だしを使って作ります。
All About[料理のABC]味噌仕立ての粕汁
これからの季節に嬉しい身体の芯から温まる粕汁。煮干だしに酒粕に味噌で、冬を元気に過ごしましょう。
All About[シンプルライフ]簡単に作っておいしい毎日 心をこめてお味噌汁
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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