一人暮らし/人を呼べるインテリアのコツ

癒しの夜空間がある部屋に暮らす(2ページ目)

「一人暮らしのインテリア公開」シリーズとして、シンプルな中にも、深いこだわりを持った男性の部屋を紹介します。昼と夜で印象を全く変える、照明の使い方がポイントです。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

本当に必要なものだけを揃えるというシンプルさ

昼間の部屋全体

まず部屋にお邪魔して感じたのは、モノの少なさ。「できるだけシンプルでナチュラルに。ごちゃごちゃさせないというのがこだわりです」と、大久保さん。実は一人暮らしを始めた最初は、部屋に布団と観葉植物しかなかったそう。「一人暮らしのイメージって観葉植物だったので、何より最初に買いました。でも、そのことを友達に話したら、『アホか』って言われましたけど(笑)」

テーブル   絵本
テーブルの中は、見せる収納。このテーブルとソファは、一人暮らしに人気のショップB-COMPANYで購入したそうです。   お気に入りの絵画集や絵本などを並べて、その日の気分で好きなページを開いておくそうです。
布団カバール   観葉植物
一見クッションのようですが、この中には布団があります。無印良品で買ったシーツカバーをこんなふうに活用しています。   観葉植物をケーブルの目隠しに。緑があるだけで、ごちゃごちゃした配線に目が行きにくくなります。


数少ない家具や照明は、ひとつひとつこだわって、本当に気に入ったものだけを買ったそうです。「一人暮らしをして初めて自分の性格がわかりましたよ。実家にいた頃はぐーたらだと思っていたんですが、意外とモノを大事にするタイプだったんですよね」。確かに、自らの力で生活を始めてから、自分の知らなかった一面を発見することもよくあること。これも一人暮らしの醍醐味ですよね。

それにしても、ここまでぐっとモノを減らせるのには何か秘密があるのではと伺ったところ、実は夏物と冬物を季節ごとで実家に持って帰り、交換しているのだそうです。洋服や布団などを運んでくるのはむしろ大変な作業かもしれませんが、狭い部屋でもすっきり暮らしたい人にはこれもひとつの手。実家が無理という人は、クリーニング店やトランクルームなどの利用を考えてもいいかもしれませんね。


次のページでは、この部屋、夜になると、またぐっと雰囲気が変わります。カフェのような癒しのスペースに!>>次のページへ
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