青梅
青梅には有害なアミグダリンという物質が含まれています。死ぬことはないですが、お腹を壊すことがありますので、ご注意を。梅干や梅酒などにして漬け込むと、その毒が消えていくので大丈夫ですが、ちょっと不思議な話ですね。
梅雨という言葉の語源は『梅の熟する季節に降る雨』とも言われています。6月初め頃から青梅や、そろそろ黄色く熟しかけた梅が店頭に並びます。

最近は季節に関係なく、一年中何でも手に入るものが多いですが、新鮮な梅が手に入るのはこの季節だけです。この梅を使って、自分だけのオリジナル、こだわりの梅酒を作ってみませんか?

雨の降る休日。外へ出かけるのも鬱陶しいし、「さて、何をしようか…」と迷ったら、思い出してほしいオススメの過ごし方です。

=INDEX=
■ お酒や甘味料、そして時間。こだわり梅酒を楽しもう
■ 梅酒の基本の作り方
■ 梅だけじゃない。果実酒いろいろ


お酒や甘味料、そして時間。こだわり梅酒を楽しもう

梅酒
昨年6月、黒糖焼酎(里の曙)と氷砂糖で漬けた梅酒です。そろそろ飲みたいところですが、味見程度にとどめて、ここはぐっと我慢。さらに時間をかけて熟成させ、味に磨きをかけています。
梅酒を漬けるというと、一般的には青梅とホワイトリカー、氷砂糖で作ります。ホワイトリカーというのは、無味無臭の蒸留酒のこと。そのまま飲んでもあまり美味しくはありませんが、味を邪魔しないので果実酒を作るときなどによく使われます。

これが梅酒の基本の材料ではありますが、自分流にアレンジも可能。お酒を本格焼酎やブランデーに変えてもいいですし、氷砂糖ではなく、はちみつやみりん、黒糖を使ってみても面白い。漬け込んでから半年程経つと飲むことができるようになりますが、長く置けば置くほど味に深みが出ます。お酒・甘味料・時間にこだわって、自分だけのオリジナル梅酒を作ってみましょう。

ちなみに、私の祖母は毎年梅酒を漬け込んでいたようなのですが、そのことを家族は知らず、亡くなったあとに床下からたくさんの梅酒の瓶が出てきました。なんと一番古いものは昭和40年代のもの。漬け込んでから一年ほどで梅を取り除いた方がいいと言いますが、そのまま漬けっぱなしだったので、確かに色は良くありませんでした。でも、その味は頬っぺたが落ちるという表現がぴったり。ごく普通の材料で作ったものだと思いますが、どんな高級食材でも敵わない、時間だけが生み出せる美味しさですね。

次のページでは、基本の梅酒の作り方を紹介します。これをアレンジして、オリジナル梅酒を楽しみましょう。>>次のページへ