ご飯は少量炊くよりも、多めに炊いた方が美味しい。でも、一人暮らしでは食べきれずに残ってしまいます。そんなときこそ使いたいのが冷凍保存テクニックです
これまでも冷凍を上手く使ってきた人にとっては当たり前のことが多いかもしれませんが、「自炊を始めたいけれども、忙しくて…」というようなコンビニ弁当や外食中心の人には、ぜひ知ってほしいコツです。料理を楽にして、健康で美味しい食生活が送れるきっかけになると嬉しいです。
ご飯(お米)の冷凍保存方法
一回に食べる量でラップに包みます
フリーザーバッグに入れて保存します。しっかりと空気を抜くと、美味しさと鮮度を保つことができます。
ご飯の冷凍保存専用容器。冷凍庫内で重ねることができるので整理しやすく、このまま電子レンジにかけることもでき、便利です。
パンの冷凍保存方法
パンはそのまま置いておくと、水分が抜けて固くなってしまったり、カビが生えてきたりします。すぐに食べないときは、冷凍保存してしまいましょう
食パンなら一枚ずつ、また大きなものは一回に食べる量に切ってから、ラップに包んで、フリージングバッグに入れて冷凍します。パンをつぶさないように気をつけながらも、できるだけ空気をしっかり抜くのがポイント。食べるときには、薄めの食パンであれば、凍ったままトースターなどで焼きます。トースターは事前に温めておき、いつもより少し長めに焼いた方が美味しく焼きあがります。解凍する過程で水分が抜けてパサパサするのが気になるときは、凍ったままバターやマーガリン、オリーブオイル、ピザソース、チーズなどを塗ったり乗せたりして焼くと、しっとりと焼きあがります。
ロールパンやベーグルなども同じようにして冷凍保存できますが、具の入った総菜パンなどは中身によっては冷凍に向かないことがあります。食パンでも厚切りのものや、ロールパンやベーグルなど厚みのあるパンは、凍ったままトースターに入れても中まで火が通らないことがあるので、自然解凍してからトースターに入れてください。急ぐときは電子レンジで30秒ほど解凍してから、トースターに入れてもOKです。
次のページでは、パスタやその他麺類の冷凍保存のコツをお届けします。余ってしまったものを上手に保存すれば、一手間ラクになりますよ!>>次のページへ