一人暮らし/一人暮らしの引越し・初期費用

引越業者への見積もり依頼の方法(3ページ目)

初めて引越業者に依頼をするとき、「何を聞かれるの?」「部屋まで来てもらわなきゃダメなの?」といった疑問や不安はありませんか。引越業者に見積もりを依頼する方法とその注意点について解説します。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

見積もりをチェックするときの注意点

段ボール

段ボールがもらえないときは、自分で用意を。ドラッグストアなどでもらえることがあります

引越の見積もりは一箇所だけでなく、複数から請求することをおすすめしますが、単に値段だけで判断できるものではありませんので、注意が必要です。値段の違いは、サービスの違いによるところもあります。いくら安くても、自分に必要なサービスが足りているかきちんと確認してください。

■ トラックの大きさ
一人暮らしの場合、よほど荷物が多い人でなければ1~2t程度。極端に大きすぎたり、少なすぎたりしていないかを比較してください。

■ 作業員の人数
一人暮らしなら、1~2名。作業員が増えれば、見積もりも高くなります。ただし、作業員1名の場合、時間もかかりますし、大きな荷物を運ぶ際には自分もしくは手伝いの人が一緒に作業を行う必要が出てくることもあります。

■ 資材・保険の有無
ダンボールは有料か、毛布等の資材は用意されるか、建物の壁などの養生はどうなっているのか、万が一傷や破損があった場合の保険はどのようになっているかによって見積もりが異なります。新築への引越、高価な美術品などがある場合などは、ある程度お金がかかっても、きちんとした対応を行ってくれそうな業者を選ぶことをおすすめします。

見積もりを依頼するときの注意点

■ 電話やネットでの見積もり依頼は荷物の量をしっかりと把握してから
見積もり

「わからないから、適当に入力しちゃえ!」はNGです

訪問して見積もりを取る場合は大丈夫ですが、電話やネットで荷物量を自己申告する場合は荷物の量に注意。特に段ボールの数を問われても、荷造り前ではいくつくらいに収まるのか判断がつきにくいことが多いです。少なく申告していた場合、到着したトラックに乗りきらず、往復することになったり、もう一台トラックを呼ぶことになれば、当然追加料金が発生してしまいます。

一人暮らしの場合、必要な段ボールの数の目安は10~15個。荷物が多めだと思う人は、少し多く申告をするようにしましょう。

■ 見積もりを依頼する時間に要注意!
日中仕事などで忙しい人も、インターネットを使えば24時間いつでも見積もりが依頼できます。ただし、業者によっては見積もり依頼が届くなり、電話をかけてくるところもあるという話を聞きます。深夜に電話がかかってきても迷惑なもの。対応できる時間帯に依頼をした方がよさそうです。

■ 「他の引越業者と比較してから決めます」の一言を
引越業者から見積もりを取ったとき、「今すぐ決めてもらえば、○円値引きします」などその場で契約するよう求められます。でも、それが一社目の見積もりだと、比較検討する材料もないので、高いのか安いのか、またサービス内容が妥当なのか判断しにくいもの。かなり強気に押してこられると断りにくくなってしまうかもしれませんが、少しでも安くしたいというのであれば、「他の引越業者と比較してから決めます」と言って、即決するのはやめましょう。

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引越の方法や業者が決まったら、次は荷作りです。『引越前の上手な荷造りのコツ』で荷作りのテクニックについても紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。

== 関連サイト ==
All About[一人暮らし]一人暮らしの始め方
部屋探しや引越、生活必需品の選び方など、初めての一人暮らしの部屋探しに役立つガイド記事を集めました。

All About[引越し]
「引越し費用をできるだけ抑えたい」「安心できる業者に依頼したい」「引越し一括見積もりサイトはどこを使えばよい?」国内外を含め引越し歴12回のガイドが失敗しない方法を教えます。
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