一人暮らし/一人暮らしの部屋探し

部屋の下見(内見)に行くときのコツ(4ページ目)

部屋探しに下見は欠かせません。間取図で気に入った部屋でも実際に見なくては、わからない点も多くあります。そこで今回は、下見の際にチェックしたいポイントや注意点をまとめてご紹介します。下見当日はこのチェックシートを忘れずにお持ちください!

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド


下見をするときの注意点

■遠慮せずに、できることは全部やろう
シャワー

シャワーの水圧が弱くて不便…なんてこともあります。設備はできるだけ実際に使わせてもらいましょう

初めての部屋探しては勝手がわからず、不動産会社の人にもつい遠慮して、部屋の様子をさらっと見るだけで納得してしまいがちです。でも、そこはできるだけ図々しく、できることは全部やらせてもらうのが◎。例えば、ドアや窓、収納は開け閉めし、電気やスイッチはつけ、トイレやシャワー、蛇口の水は流し、インターフォンは鳴らしてみるなど。自分が暮らすことをイメージしながら、その部屋の使い勝手を確かめてみましょう。電気や水道は止まっている場合もあるので、不動産会社の人に一声かけるようにしてください。

もしその時点で故障や汚れに気づけば、住む前にクリーニングや修理をしてもらえることもあります。住み始めてから気づいても、それが以前からあったものかどうか判断しにくくトラブルにもなりがちなので、下見でしっかりと確認し、事前に伝える方が安心です。

■どの部屋を契約するか迷ったときは?
「実際に下見をしたけれども、どの部屋が良いのかわからない」「一度に何軒も見たためにどの部屋が一番良かったのかわからなくなってしまった」「丁寧に下見をしていたつもりが、粗ばかりが目について決められなくなってしまった」など、下見の段階で部屋選びにつまずいてしまったという話もよく耳にします。  

いくらでもお金を払えるというのなら別ですが、自分の予算内で100%理想通りという部屋を探すのは大変難しいと思います。ただし、そこで妥協して後悔しないためには、最初に考えた自分が絶対に譲れない条件をもう一度洗い出してみることが大切です。

複数の部屋を下見した場合は、それぞれのチェックシートや撮影してきた写真を参照しながら、自分が最も重視している条件が満たされている部屋をピックアップしてみましょう。そのためにも部屋探しを始める最初の段階で、自分が求める条件を明確にしておくのがおすすめです。(参考:部屋に求める条件を考えよう

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部屋の下見も済ませて「この部屋なら問題ない!」と決めたら、いよいよ次は契約です。「契約」と名のつくことをするのが人生初という人も多いかもしれませんが、恐れず油断せず、しっかり対応していきましょう。

契約については「賃貸契約の流れと注意点を知ろう」にまとめてあります。のちのちのトラブルを回避するためにも必見です。  

== 関連サイト ==
All About[一人暮らし]一人暮らしの始め方
部屋探しや引越、生活必需品の選び方など、初めての一人暮らしの部屋探しに役立つガイド記事を集めました。

All About[一人暮らし]ここ見逃せない! 部屋探しの下見チェックポイント5
うっかり見落とすと、あとで後悔しそうなポイントを「室内編」「室外編」それぞれ5つずつピックアップしました。
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