どの条件を優先したらいいのか、わからないときは？
「何時ごろ家を出て、何時ごろ帰ってくるのか」「料理をするのか」「休日は家で過ごすことが多いのか」など、できるだけ具体的に毎日の生活をイメージしてみて
■朝から晩まで、一日を想像してみる
部屋探しをする前に、朝から晩まで、平日と休日、部屋で自分がどんなふうに過ごすのか、できるだけ具体的に想像してみましょう。
例えば、「朝は何時に起きて、通勤・通学までの支度にどれくらい時間がかかるのか」「職場や学校から何時ごろ帰ってくるのか」考えてみます。もし朝が弱かったり、身支度に時間がかかったり、残業が多い仕事であればのであれば、職場や学校から近く、駅からも近いことを優先すると暮らしやすいかもしれません。また、「料理は自炊をするのか、外食や惣菜を利用するのか」を考えたとき、自炊ならコンロが二口以上で帰宅時に開いているスーパーが近所にないと不便。外食や惣菜を利用するなら、近くに飲食店やコンビニなどがあると便利です。
自分の暮らしがイメージできると、条件に優先順位もつけやすくなります。迷ったら、自分がどんなふうに暮らしたいかを想像してみましょう。
■条件をリストアップする
自分が希望する条件は頭の中で考えるだけでなく、一度書きだしてリストアップしてみることをおすすめします。
このあと、不動産会社へ行き、実際に物件を見ることになりますが、たくさんの部屋を一度に見たり、不動産会社の担当者からあれこれ言われるうちに、自分が本当に希望していた条件がわからなくなってしまうことがよくあります。その場の雰囲気に流されて、決めてしまい、あとで後悔するなんてことも。条件をリストアップしたものを用意しておけば、迷ったときや困ったときの助けになります。
■物件検索サイトで試してみる
条件にあてはまる部屋があるかどうか、自分の出す条件が欲張りすぎていないかは、物件検索サイトを使って調べてみましょう。
多くの物件検索サイトでは詳細な条件を入力し、それに該当する物件があるか素早く検索することができます。まずは希望する条件をすべて入力して検索。物件数が少ない、もしくはない場合は、優先順位の低いものから入力を外したり変更したりすることで、自分の希望する条件を備えた部屋が現実的なものか判断することができます。
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部屋探しの条件をまとめたら、次は実際の部屋探し。いよいよ、ここからが本番です。不動産会社周りのポイントをまとめた記事「不動産会社と上手に付き合おう」もぜひご覧ください。
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