もういくつ寝るとお正月—。お正月を迎える準備はできましたか。年末恒例の大掃除や年賀状に加えて、今年の年越には正月飾りも用意してみませんか。

「そんなものを用意しても、どうせ一人だし」「お正月はここで過ごさないし」と思うかもしれません。でも、正月飾りには、新しい年が良い年であるようにと願いを込められています。これからあなたが暮らしていく部屋に、来年一年の幸運を招き寄せられるかもしれませんよ。

鏡餅の飾り方
そこで今回は、正月飾りの種類や由来・飾り方、ひとり暮らしでの取り入れ方などをご紹介します。



● そもそもお正月とは? ●

お正月とは、一年に一度あらゆるものの生命を更新して、一年の幸せをもたらしてくれるとされている歳神様を祀りお祝いをする行事です。もともとは農耕民族だった日本人が、新しい年の豊作と家族の幸せを願う農耕儀礼でした。
 
● お正月飾りの種類と飾り方は? ●

門松・鏡餅・しめ縄などのお正月飾りは、お歳神様を歓迎するためのものです。

これらは正月前に飾りますが、正月直前は一夜飾りといって嫌われ(葬式と同じ一夜飾りになるため)、29日は9という数字が「苦に通じる」という語呂合わせから嫌われるので、28日までに飾るのが習わしです。30日も旧暦では大晦日にあたるので、31日と同じ意味となります。

正月飾りを飾っておくのは、歳神様がいるとされる期間「松の内」までと言われています。松の内とは一般的に元旦から7日までを言いますが、地域によって松の内の期間も、正月飾りを飾っておく期間も異なっています。
神社や仏閣には、取りはらった門松やしめ縄などの正月飾りを境内で集めて焼く行事のあるところもあります。この火で焼いたもちを食べると無病息災で過ごせると言われており、また、この火煙とともに歳神様が帰ると考えられていました。

(門松・鏡餅・しめ飾り)