参列の考え方は、地域によって違う?

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以前は夜通しで故人を偲んだものですが、今は亡くなった当日の夜、または翌日の夜の18時~19時から始まり、1~2時間で終わる半通夜が一般的になっています

通夜は遺族や近親者、親しい友人など故人と深いかかわりを持つ人が集まって別れを惜しむもの。

しかし最近では一般客の参列も増え、告別式に参列できない時などは、通夜に弔問されるようになってきています。

 

通夜と告別式どちらに出席するべき?

アンケートデータ

 

親戚関係では、どの地域についても両方に出席する割合は高くなっています。
  • 北海道→通夜の出席する傾向は59.9%。両方に出席では95.4%。
  • 東北→告別式に出席する傾向が50.9%と高く、両方に出席では83.4%。
お隣同士でも地域性が表れているようです。また職場関係や勤務先社員の家族については、東北、四国、中国以外は通夜に出席する割合が高い結果となっています。

日中行われる告別式に出席することは、仕事を抱えるものにとって、時間の都合をつけなければいけません。そうなると亡くなった方と自分との関係によって、どちらに出席するか決まってきます。

本来は通夜への参列は、親しい人に限られ、それほど親しくない場合は、告別式に参列するものでした。最近では、告別式か通夜かどちらかに出席すれば礼をつくしたと考えるようになってきています。

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お通夜に参列する際のマナー


香典は通夜か告別式、どちらに持参するべき?

香典
 
通夜と告別式、両方に出席する場合では、6:4の割合で、通夜に香典を持参する傾向が強くなっています。

特に東京や近畿など大都市では、通夜に持参する割合が多く、反対に東北、四国など地方都市では告別式に持参する割合が高くなっています。

地域社会のつながりが強い地方都市では、故人との最後のお別れである告別式を大切にする考えがうかがえます。しかし北海道においては、通夜に持参する割合の方が高くなっています。住む地域における風習の違いからなのでしょうか。

■両方出席する場合、お通夜か告別式のどちらで香典をわたす?
最近ではお通夜に出席したら、告別式には出席しない場合もあり、その逆の場合もまた両方の場合もありますが、正解はどちらでもOKです。

お通夜に香典を供えたが、金額が少ないようなのでもう一度告別式で供えるなんて、間違ってもしてはいけません。不幸が度重なるという意味で避けるべきです。

■どちらも出席できなかった場合
後日改めて弔問する時に持参しますが、遠方で出席できない場合は、香典を郵送するとよいでしょう。

注意事項:
  • 現金をそのまま封筒に入れて送らない。必ず不祝儀袋にいれるように。
  • 持参する場合と同じように表書き、中袋の住所、氏名、金額など書くのを忘れないように。
  • 現金書留の封筒に住所が書かれているからといって香典袋に書かないのはNG。あとで、家族の方が整理する時に困ります。
表書き:
相手の宗教がわかっている場合はそれに従いますが、わからない場合、蓮の柄(仏式のみ)などが入っていない無地の不祝儀袋。表書きは「御霊前(浄土真宗の場合は「御仏前」とします)」。

※「御霊前」は仏式、神式、キリスト式いずれの葬儀にも、もちいられる表書きなので覚えておきましょう。

ちなみに良く間違えるのが「御仏前」。仏式の四十九日以降の法事で使用しますので葬儀(浄土真宗の場合は「御仏前」とします)では用いません。間違わないように。仏式でのその他の表書きは「御香料」「御香典」「御香奠」など。
  • 不祝儀袋の選び方については→こちらの記事をご参考に!
  • 香典を持参する時期については→こちらまで!

参考サイト 社団法人全日本冠婚葬祭互助会、香典に関するアンケート調査より

[関連リンク]
通夜・葬儀の参列 NGマナー集
葬儀・告別式に参列する
通夜・葬儀に参列できない
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