不祝儀袋の書き方、選び方

不祝儀袋の書き方、選び方

香典を準備する時に迷うのが香典の袋。不祝儀袋は宗教によって異なりますので選ぶ際に袋の模様や表書きなど注意が必要です。遺族に対して失礼のないように不祝儀袋の選択、表書きや中袋の書き方など基本的なことは押さえておきましょう。

基本的に、表書きや中袋の書き方は、お祝いでの祝儀袋の場合と同じですので、こちらを参考に。
   

不祝儀袋の書き方、選び方1:仏式の場合

表書きは「御霊前」「御香典」「御香奠」「御香料」などがあります。
豪華な不祝儀袋は1万円以上包む時を目安に
5千円から1万円を目安に
 
5千円までなら水引が印刷された不祝儀袋でも
 
「御仏前」という表書きは一般的には四十九日以後の法事に用いますが、浄土真宗は葬儀でも「御仏前」とします。
 

不祝儀袋の書き方、選び方2:神式の場合

●表書き
「御玉串料」「御榊料」「御神前料」「御神饌料」など。
銀の水引を使用することが多い。蓮の模様が描かれていないものを選ぶこと。蓮柄は仏用です。のしはつけない。
 

不祝儀袋の書き方、選び方3:キリスト式の場合

●表書き
「御花料」…カトリック、プロテスタントともに用いられる表書き。
「御ミサ料」…カトリック教会の葬儀に。
カトリック、プロテスタントともに用いられる表書き。白無地でもかまわない。水引、のしは不要。
 

相手の宗教がわからない場合

仏式、神式、キリスト式など共通に使用できる表書きが、「御霊前」ですが、蓮の模様があるものは仏式ですので、相手の宗教がわからない場合は模様の無い「御霊前」を使用します。ただし、浄土真宗やキリスト教のプロテスタントでは正式ではありませんので注意しましょう。
 

文字は薄墨で書きます

マジックやボールペン、サインペンなどは相手に対して大変失礼になります。どうしても筆がない場合は、やむを得ませんが、文具店などでは、薄墨の筆ぺんなどもありますのでふだんから準備しておくようにしましょう。
 

水引の結び、色や本数

弔事の時に用いられる不祝儀袋やのし紙に用いる水引は黒白が一般的。正式な水引のいろは白とされていますが、いつしか黒白が定着しました。水引の本数ですが、本来のやり方では二本や四本を用います。現在では市販品をみても五本、七本を束ねた水引が多くなっています。

また、筆者の住んでいる関西地方では、「黄白」を法事で用います。地域によってこのような水引を用いる場合もありますので、引越しされた方などは、その地域の知人などに聞いておくと安心です。結び方ですが、二度とあってはならないことなので「結び切り」が基本です。これは結婚祝と同じです。


【関連記事】
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。