結婚式・披露宴マナー/結婚式・披露宴マナー

ケース別~披露宴のトラブル解決法(2ページ目)

準備万端でいても披露宴当日困った問題が発生することもありえます。そんな場合の対応策をガイドがアドバイスいたします。

中山 みゆき

執筆者:中山 みゆき

冠婚葬祭ガイド

ケース3 友人と上司の披露宴が同じ時間帯にかぶったら?

披露宴
披露宴に欠席したら、後日改めてお詫びのメッセージを送るのがマナーだと心得ておいて下さいね。

今回の場合、先に友人へ出席の返事をしています。もちろん心から祝福したいのは友人。しかし会社の重要ポストにつく直属の上司であったら、むげに断れないのが現実です。悲しいかな、会社人間としての宮仕え。あなたはどちらをとりますか?

■上司の方に出席
友人には、一度出席と返事を出しているのにキャンセルするのですから、のちのち友情にひびが入らないようにきちんと慎重に説明すること。断り方として、「重要な契約の締結が急きょ、披露宴の時間とかぶってしまい、担当者としては現場にいなければいけなくなった」と仕事を理由にしてみてはいかがでしょうか。無難な欠席の理由だと思います。

もし二次会があるのなら、上司の披露宴のあとで参加するようにします。注意することは服装。ブラックスーツのままでは、ばればれです。ビジネススーツを持参して、着替えていきましょう。いかにも仕事帰りだと印象付けることが重要ポイント。

■友人の方に出席
上司が物分りのよさそうな人物ならば、「申し訳ありません。親友の披露宴の出席の返事をすでに出してしまった」と思いきって正直に言いましょう。しかし断ったことで、のちのち仕事に響いてくると言うことも想定して覚悟してのぞむこと。

しかし新人類世代、会社とプライベートをきっちり線を引き、友人の方へ出席される方が多いかもしれません。しかるべき理由をきっちりと相手に伝えてお断りるのも重要ポイント。法事を主催する立場で、お断りすると言う方法もアリです。


いかがでしたでしょうか。当日想定外の問題が発生してもあわてないで下さい。対応策はあるものです。


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