結婚式・披露宴マナー/結婚式・披露宴マナー

結婚式、欠席する時の理由、招待状

結婚式、披露宴に招待されても、出席が不可能になったり、どうしても欠席しなければならない時があります。角が立たない断わり方や欠席の理由などをご紹介します。

中山 みゆき

執筆者:中山 みゆき

冠婚葬祭ガイド

結婚式、披露宴に招待されても、前日急に出席が不可能になったり、どうしても欠席しなければならない時ってありますよね。相手との関係により、ケースバイケースで対処すればよいのですが、今回はシーン別にポイントをまとめてみました。ご参考までに!

ケース1
返信ハガキは出席・欠席によって微妙なバリエーションがある?

結婚式
相手との関係により、ケースバイケースで対処することです
結婚式や披露宴の招待状が届いたら、できるだけ早く出すのがマナー。これは常識ですよね。相手側も招待状を送ってすぐに出席の返事が届いたらうれしいものです。祝福の気持ちが心から伝わります。

しかしこれが欠席の場合は考えもの。あまりに早い欠席の返事は、招待する方では人数調整がすぐできて、ありがたいですが、結婚のお祝いを拒絶された感覚を相手側に与えてはいないでしょうか。

気をまわしすぎと思われるかもしれませんが、少し間隔をおいてから、返信ハガキには「是非、出席したいと思っていろいろ調整したのですが、どうしても都合がつきませんでした。申し訳ありません」

このように言葉を添えて出すと、じゅうぶんにこちらの気持ちが伝わるのではないでしょうか。


ケース2
披露宴と法事が重なったら


法事を主催する立場である場合は、当然法事を優先します。その場合、返信ハガキには正直に「法事があるので欠席します」と欠席の理由を書くのはタブー。「やむをえない理由で」「どうしても都合が」などとすこしぼかした言い方でお断りしましょう。

そして当日は、会場に祝電を打つことでフォロー。文例に頼らずに、あなたなりのメッセージを送れれば、それはいちばんのお祝いになりますよ!

しかし、親戚の法事に招かれた場合は、できるだけ出席するのが礼儀ですが、葬儀と違って法事は「忌みごと」とは考えません。披露宴の方に出席してもマナー違反にはなりません。相手との関係で、ケースバイケースで考えてみればよいでしょうね。


ケース3
友人の披露宴に出席の返事を出したあとに上司の披露宴の招待ハガキが届いた


さてどうしましょうか?なんといっても会社の上司。本当は心から祝福したいのは友人の方。出席の返事もしてしまったのに会社上司の招待をそう簡単には断れないのが現実です。

招待を断ったことが、その後の仕事に響く状況など、仕事関係が絡むならやはり友人の披露宴の方をキャンセルせざるを得ないケースが多いかもしれませんね。ここは一大決心をしてあなたが、決めなくてはいけませんね!新郎新婦との関係によってケースバイケースで考えて見ましょう。

たとえば出席の返事の後でのキャンセルですから「じつは、前から決まりかけていた大事な契約の締結が、先方の都合で披露宴の時間と重なってしまい、ほかの担当者に代わってもらうわけにいかなくなってしまった。」など仕事の理由を持ち出して、友人の方の披露宴をキャンセルするのがベターかもしれません。

仕事の理由なら、友人はきっとわかってくれると思いますよ。ただし二次会が予定されていたら、必ず参加することです。


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