今は年賀状ですませる場合が多いようですね |
年始回りはお世話になっている方へ
年始回りは、本家と分家に分れた一族がお互いの家を訪ねてお正月を祝ったのが始まり。「年賀」「年礼」ともいいます。現在では実家や親類、直属の上司、特にお世話になった知人、仲人の家を訪問するのが一般的となっています。
最近では年末年始を海外で過ごしたりして家族水いらずでお正月を過ごされる方も多くなり、お年始のあいさつまわりもそれほど行われていないようですね。それでも仲人やお世話になった方へお年始のご挨拶に伺うのがマナーというもの。また頼まれ仲人の場合でも結婚後3年はお年始の挨拶をするのが一般的。それ以降は年賀状での挨拶に切り替えてもよいでしょう。
訪問する場合には、あらかじめ都合を聞いてからに。突然伺う場合は、玄関先で長居せずに。お酒や果物、お菓子などの「お年賀」も忘れないようにしましょう。
■もっと知りたい方はこちらのガイド記事をどうぞ
・元旦を避けるのがマナー 年始回り
子供にとって楽しみなお年玉
お年玉は子供にとって大変うれしいお正月行事の一つ。いくつのポチ袋がもらえるか、わくわくした子供時代を思い出します。でも自分があげる立場になってみると親戚が多いと結構大変ですよね。
そのお年玉ですが、昔はなんとお金ではなく、お餅だったそうです。もともとは正月に神棚にお供えした餅を分け与えたのが始まりとか。そして、現在はお餅からお金に変わりました。
お年玉を渡す年齢ですが、小学校から高校生ぐらいまでで、金額は一ヶ月のお小遣いが基準としている家庭が多いようです。お金の価値がわからない幼稚園児やそれ以下の小さな子ども、大学生にまでお年玉を渡す必要はないと思います。親同士、親戚同士で話し合い金額をきめておけば問題ないでしょう。
■お年玉についてのガイド記事はこちらから
・昔はお金ではなくお餅でした! 子供にとって楽しみなお年玉
■もっとお正月の事を知りたい方は
・日本の伝統食!おせち料理豆知識
・正月の行事に関するサイト
・ニッポンのお正月完全マニュアル