写真入の喪中ハガキはアリ?!
Q:
パソコンで喪中ハガキを製作中。片隅に故人の写真を入れるのはマナー違反?
A:
受けとられる方のお気持ちを考えたら、写真無しの普通の喪中ハガキの方にしておくべきです。
ご質問された方は、大好きだったお母様が亡くなられたとのこと。「故人を偲び、笑顔がステキなお母様の姿を是非見てもらいたい」と言うお気持ちはお察しします。しかし受け取る側からとしては、喪中ハガキなどいつまでも手元に置いておくわけはありません。写真入りだと処分したくても申し訳なくてシュレッダーにかけられません。だからといってごみ箱にポイッということもしづらいもの。
写真入の喪中ハガキは、マナー違反ではありませんが、ガイド個人としては、写真入りでない方が、気を遣わなくてありがたいです。
Q:
1才の誕生日を迎えたばかりのわが子を亡くしました。写真入りの喪中ハガキはマナー違反ですか?
A:
マナー違反ではありませんが、身内だけにとどめておくべき。
ご両親の悲しくつらい気持ちが、ストレートにこちらに伝わりすぎます。受け取る側としてもあまり言い気持ちはしませんね。どうしてもと言うならば、身内やごく親しい友人だけにしておきましょう。
だいたい喪中ハガキと言うものは、年内に近親者を亡くして服喪中なので、年賀状は書きません。その代わりに年賀欠礼の挨拶状(喪中ハガキ)を出すこと。ですからハガキの目的は何なのかを考えるべきです。
Q:
喪中ハガキで残った弔事用切手を寒中見舞いで利用してもいい?
A:
寒中お見舞は弔事ではありません。弔事用切手を使うのはNG!受け取った方が不快な思いをされます。
残った弔事用切手は、郵便局で他のはがきや切手などに変えてもらいましょう。とうぜん手数料はかかります。
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無料で利用できるタカ印の喪中ハガキ・テンプレートコーナー。画像や例文もあり便利。