暑中見舞いの書き方・例文
メールで気軽に暑中見舞いをだしてもよいですが、あえてハガキにこだわってみるのもいかがでしょう?
年賀状に関しては特別の思い入れがあるのでしょうか。やはりはがきの方が根強く支持されていますが、暑中見舞いでは、メールやオンライン・グリーティングカードを使って送る方が気軽にやり取りできますね。親しい人にはネットで、家族や親戚、上司や先生など、目上の人にははがきでごあいさつと言うパターンが増えつつあります。があえてここで、ガイドは暑中見舞のハガキにこだわりたいと思います。メールやオンライン・グリーティングカードよりもいい味が出せて、手作り感、好感度がアップするかもしれません。
今回は、書き方基本のポイントと文例集をまとめてみましたので御参考までに!
基本3原則
画像提供:タカ印紙製品 |
まずは季節のごあいさつの言葉を書き出しに。
「暑中お見舞い申し上げます」「暑中お伺い申し上げます」
point2
形式にこだわらず、相手の安否を尋ね、そして自分の近況を知らせること。そして先方の無事を祈る言葉を忘れずに。
point3
日付の書き方は、投函日「令和○年○月○日 」としないで、「令和○年 盛夏」「○○年○月」とします。
※送る時期が大切です!
暑中見舞いは、小暑(しょうしょ)(太陽暦の7/7ごろ)から立秋(太陽暦の8/7ごろ)までに出すこと。それ以前は「梅雨見舞い」。それ以後は、「残暑見舞い」として送ります。 残暑見舞いでは、「盛夏」を使わず「晩夏」「立秋」「葉月」になりますので気をつけて下さい。
※縦書きと横書き、どちらがよい?
特に決まりはありません。横書きでもOKですが、やはり縦書きの方がフォーマルです。
暑中見舞い文例集
季節を感じさせてくれる文章を入れる事がポイント。
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暑中お見舞い申し上げます
暑さ厳しき折柄、皆様にはお変わりございませんでしょうか。
おかげさまで、私ども皆つつがなく
暮らしておりますので、ご安心下さい。
まだまだ厳しい暑さが続きそうでございますが、
ご自愛のほど、お祈り申し上げます。
友人へ
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暑中お見舞い申し上げます
今年も日本の暑い夏がやってまいりましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
いつもご無沙汰ばかりしてごめんなさい。
最近は忙しくしていますが、この夏しっかり休みを
取ろうと思っています。今年こそ、そちらへお邪魔しようと
計画していますので、その節はどうぞよろしくお願いします。
暑い日が続いていますが、くれぐれもお体に気をつけてください。
上司へ
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暑中お見舞い申し上げます
連日の猛暑にもめげず、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
平素は何かとお世話になり、ありがとうございました。
おかげさまで、私ども皆つつがなく
暮らしておりますので、ご安心下さい。
まだまだ厳しい暑さが続きそうでございますが、
ご自愛のほど、お祈り申し上げます。
暑中見舞いへのお礼状
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暑中お見舞い申し上げます
ご丁寧な暑中見舞いをいただき、恐縮しております。
新聞によれば、関東は連日の猛暑との事ですが、お元気で
なによりです。ここ関西もこの暑さはことのほか厳しいものです。
まだまだ、暑い夏が続きますのでお体に気を付けて健やかに
お過ごしくださいますようお祈り申し上げます。
まずは、お礼かたがた暑中お見舞いまで。
※暑中見舞いへのお礼はなるべく早く送りましょう。
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