手紙の書き方・文例/喪中はがき

年賀欠礼状(喪中欠礼)の書き方…よくある疑問Q&A(2ページ目)

年賀欠礼状(喪中ハガキ)を出す側、また届く側としてさまざまなケースをQ&A形式でまとめてみました。

中山 みゆき

執筆者:中山 みゆき

冠婚葬祭ガイド


年賀欠礼状(喪中ハガキ)を出す側届く側のQ&A

Q:遠方に住む私の祖母が今年1月に亡くなりました。私の友人知人は喪中ハガキを、主人の関係者には年賀状を出すつもりです。これはマナー違反?夫婦揃えるべきですか?
A:時代や地域によって色々なケースがあります。故人と同居しておらず、外孫の場合は欠礼としない方が多いようです。とはいえ、悲しみが深く、新年のお祝いをする気持ちになれないなら、欠礼してもよいでしょう。その場合、ご主人は年賀状でOK。夫婦連名で出すところは、よく話し合って。


Q:妻の祖父が亡くなり、喪中の年賀状に記載する場合どのようにすればよいのか?妻の祖父を義祖父という記載で正しい?
A: 年賀欠礼状のタイプには、亡くなった方との関係を記述する場合と年始のご挨拶を欠礼するだけの記述と2パターンあります。今回は亡くなった方の名前を記述し、夫の名前で出す場合ですので、義祖父になります。


Q:喪中のご挨拶についての質問。毎年年賀メールをもらう相手に今年は喪中メールで伝えようと思うのですが、普通のメールで良いのでしょうか?ネットでカードの「お悔やみ」などの絵入にはしないほうがよい?
A: 正式には、年賀欠礼状を出すのが基本です。あくまでも、メールでのやりとりは略式ですが、あなたの場合では、普通のメールでかまわないと思います。でも年賀欠礼という大事な内容をお知らせするには、ちょっと考えてしまいます。そのうちに喪中メールが一般的になる時代が来るかもしれませんね。


Q:喪中だと知っている相手(葬儀に来て頂いた方)にも改めて年賀欠礼状をだすべきですか?
A:毎年年賀状のやり取りをしている方に出します。葬儀に参列された方の中でも毎年年賀状を頂いている方には、形式的になりますが、出すようにして下さい。親戚の場合は、毎年年賀状のやり取りをしているかどうかで決めたり、また、出さなくても差し障りはありません。


Q:12月に入ってから父が亡くなり、喪中ハガキは間に合いません。この場合はどうすればよい?
A:12月といえば、年賀状をすでに準備していたことでしょう。年賀状を送られたきた方には、松の内(一般的には一月七日)が過ぎてからから「寒中見舞い」としてお父様が亡くなられた事をお知らせするのがよいと思います。不要となった年賀状も手数料を払って切手やはがきに交換してもらうか、郵便局に理由をきちんと説明すれば新品に限り、年内28日頃までなら無料で交換してくれます。(詳しくは近くの郵便局で尋ねる事)


Q:年賀状を出してしまった後に夫が急死しました。どうすればいいのでしょうか?
A:年賀状が相手に届いてしまうのは仕方がないことです。その場合は、その後に事情を書き添えて、寒中見舞いとして出す方法もあります。

Q:毎年パソコンで年賀状を作成。賀状を投函後に今年の喪中のリストの変更を修正するのを忘れていたのに気づきました。すでに賀状は出したあと、どうすればよい?
A:喪中欠礼を頂いているのに出した場合、前もって電話やはがきなどでお詫びします。そうでないと先方は、喪中欠礼を出し忘れたか、届かなかったのかといった心配をされます。また、こちらが事情を知らないで年賀状を出してしまっても失礼にはなりませんが、お詫びの手紙や松の内が明けてから寒中見舞いを出されるとよいでしょう。

亡きご○○様のご服喪中とも存じ上げずに
お年始状を差し上げてしまい、 大変失礼しました

ご家族の皆様はさぞやお力落としの事でしょう
心からお悔み申し上げるとともに亡きご○○様の
ご冥福をお祈り申し上げます

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