通夜・葬式の弔問マナー/弔電・供花・供物

通夜・葬儀に参列できないなら電報・代理人(2ページ目)

不幸の知らせを聞いても、出張中や旅行、入院などでどうしても弔問できない場合があります。そのような場合にどう対処するかを考えてみました。

執筆者:中山 隆司

慶事と弔事が重なった場合

披露宴と弔事(葬儀)が重なった時は、付き合いの深かった方を優先させるのは当然ですが、普通は葬儀を優先させることが一般的です。最近は披露宴の方に出席するケースも増えていますし、時間のやりくりが出来れば両方に出席してもかまいません。

ただし、身内の結婚式が一両日中に迫っている場合や出産が迫っているは、弔問を遠慮することが礼儀です。また葬儀を優先させる場合は、披露宴を欠席する旨を至急連絡して、後日、先方が落ち着いたころに新居に伺い、お詫びとお祝いを言います。また、その時に理由は「やむをえぬ事情で」などすこしぼかしていいます。

妊娠している、乳児がいる

両親、兄弟姉妹の場合以外で、妊娠中や乳児がいる場合は、無理して出席しなくてもかまいません。乳児がいる場合はかえって相手に迷惑になることがあります。おくやみの言葉を伝えたい場合は、妊娠中でも体調がよければ葬儀に出向いてもかまいませんが、あくまでも体調が良い時に限ります。



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