●中国の風習が日本に伝えられた

●鬼は「ひいらぎ」と「いわしの頭」が苦手
昔から節分の夜に出没すると考えれた鬼ですが、ひいらぎの葉が鬼の目を刺すということで、ひいらぎのあるうちには鬼が来ないといわれていました。また、いわしの頭の異臭が鬼を近づけないとも考えられていました。これらは現代でもひいらぎの小枝にいわしの頭を焼いて刺す「やいかがし」の習慣として残っています。豆まきはこの「やいかがし」で追い払った鬼に追い討ちをかける役目もあったのです。
●年男、年女、厄年の人か家の主人がまく

中国から来た鬼を祓う儀式が日本に伝わり、当時日本で行われていた豆まきのの行事と結びつき現在の節分の行事となりました。
中山 隆司