小動物/フェレットの飼い方

フェレットに脱肛が多い理由(3ページ目)

フェレットには脱肛が多いと聞きます。私は経験したことはないのですが、脱肛を悪化させてしまった可哀想なベビーフェレットには会ったことがあります。なぜフェレットには脱肛が多いのか、調べてみました。

執筆者:村田 亜衣

脱肛の治療

フェレット
病気のことは動物病院で聞くのが一般的ですが、ベビーに多い脱肛についてはペットショップからも情報をもらうといいのではないかと思います。
脱肛の治療には、塗り薬が一般的です。しかし、薬を塗ってもフェレットがなめてしまうために、塗り薬での治療は長期化することが多いようです。便が硬くならないようにふやかしたフードを与えるなどして、フェレットがりきむ原因も減らすようにしましょう(硬い便だと排泄時にりきむことが多くなりやすいです)。

腸が出てしまった場合には、必ず動物病院で治療してもらってください。自然に治ることもあるそうなのですが、体外に出た腸がなにかの菌に感染してしまい、感染症を起こすこともあるそうですので、別の病気の原因を作らないためにも動物病院で治療してもらいましょう。

腸がひどく出てしまっている場合には、腸を身体の中に入れて肛門を少し縫い合わせる手術を行うこともあります。フェレットを苦しめないためにも、特に幼いうちは肛門に異常がないかチェックしてください。ほかの病気と同じように、脱肛も早く発見できればそれだけフェレットへの負担を少なく治療を行うことができます。少しでも疑問を感じたら、動物病院に相談しましょう。

--> 私がフェレットの脱肛を経験していない理由
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます