小動物/鳥類の飼い方

庭先バードウォッチングのすすめ(3ページ目)

生き物との付き合い方は飼うことだけではありません。違法に捕獲してまで野鳥と付き合う必要もありません。彼らの声を楽しみたいのであれば、庭にご招待するだけでいいのです。

執筆者:村田 亜衣

食事に来てもらうだけでなく、住んでもらうことも可能かも?

鳥さん
種類がわからないのですが、ときどき庭に来られる鳥さんです。庭先でもバードウォッチングをしていると、知らない鳥を見て、調べる楽しみもあります。
庭に野鳥用の巣箱や餌台を作れば、もっと野鳥が来やすくなるかもしれません。特に巣箱は、5月の愛鳥週間に付けたのでは時期が合いませんのでその年に利用してもらえる可能性はかなり低くなってしまいますが、秋~冬に付けておくと春の繁殖時期には見慣れた巣箱になっていますので、使ってもらえる可能性が高まります。つけるならば今!です。

我が家のように蛇(アオダイショウ)も出るような庭の場合には、巣箱を付けたときには、その巣箱を蛇が使っていないかどうか時々チェックする必要があります。たまにですが、蛇が鳥の巣箱を冬眠場所に選ぶことがあるのです。蛇などのほかの生き物に使われないように、低い場所には付けないようにするといいのかもしれません。

野鳥を観察していると、いろいろなことに気が付きます。鳥さんは種類ごとに鳴き声や鳴き方が違い、慣れると鳴き声を聞くだけでなんの鳥が遊びに来たのかわかるようになります。大人の鳥なのかまだ幼い鳥なのかも鳴き方でわかるらしいです(まだここまでの技術は私にはないのですが、違うらしいです)。

鳥さんも私たちと同じように食べるだけでなく飲みますので、ホームセンターなどで水鉢を買って来るのもいいと思います。今年どこかのお祭りで金魚すくいをすることにすれば、近い将来金魚も飼う楽しみもできるでしょう。

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