捨てられないために私達ができること
じゃれて甘噛みをするフェレット。噛み具合をしつけることができず、手放すことを考える人もいるようです。。。 |
預かることで、ペットの飼い方を見直すきっかけをもらえるかもしれません。もし友達がペット初心者であったならば、ペットの飼い方を教えることができたり、ペットに対する思いを考えてもらうきっかけをあたえたりすることもできるかもしれません。
自分は大変です。でも、自分が大変な思いをすることで、よりよい環境でペットを飼うことができるようになるかもしれませんし、友達と友達のペットがより幸せになるきっかけを与えることができるかもしれません。
捨てられたペットの話というのは悲しいものです。本来ならペットを飼う前によく考え、捨てるようなことがないと判断してから飼うべきだと思います。でも、中には飼ってから考えるチャンスを得て、ペットに対する愛情に気が付く人もいます。
「世話が大変で飼い続けられない」と新しい飼い主を探している人を非難することは簡単です。でも、非難するよりも、その大変さを楽しむことを教えてあげたり、大変さの先に待っていることを教えてあげたりすることが重要ではないでしょうか?
誰もが考えに考えてからペットを飼い始めるわけではありません。ペットのいる幸せに気が付くことができない人だっています。そういった人たちに考えるチャンスを与えたり、教えてあげたりするのは、私達ペットと幸せに暮らしている者ができることだと思います。
だからと言って、「教えます」と言われて教わりたいと思う人は多くないでしょう。教わる必要があると思っていない人も多いと思います。でも、ペットを預かるとなると、そこに教えるチャンスがあります。
捨てられるペットを減らすために私達ができることの1つとして、友達のペットを預かる友達ペットシッターがあるのではないかと思います。同じようにペットの関心を持つ友人同士だから話せることってありますし、同じ種類のペットを飼っているから言えることもあります。友達のペットを預かることで、それらをより話しやすくすることができるのではないかと私は思います。
自分が出かける予定の無い連休は、友達ペットシッターになってみてはどうでしょう? 友情を深めることもできると思いますし、もしかしたら、そこから本当のペットシッターになるきっかけを得るかもしれません。