「小さなペット」のガイドをはじめて5年。それまでは無知に等しかった鳥さんへの知識も5年の間に随分増えたように思います。とは言ってもたったの5年。見ることのできた鳥さんは限られており、まだまだ私には知らない鳥さんがいます。

きっと、鳥に詳しい人から見れば「なんで知らないの、よく知られている種類だよ」と言われてしまうのでしょうが、知らないからこそ知る楽しみがあるんだと負けず嫌いに屁理屈をこね、私は初めて知る鳥さんに喜ばせてもらっております。そんな私が最近知った、サザナミインコさんを今回は紹介させていただきます。

サザナミインコ

サザナミインコ
「コバルト」カラーのサザナミインコさんです。頭のてっぺんの青(コバルトブルー)から身体の緑へと色が変わっていく、とても綺麗な羽を持っています。
体長が15cm前後の色鮮やかな小鳥、それがサザナミインコです。英名を「Lineolated parakeet」といい、南米の南メキシコからパナマ西部、コロンビア、ペルーなどに生息しています。

南米の山岳地帯というとチンチラを思い出してしまうのですが、サザナミインコもチンチラのように高い山岳地帯に生息しています。海抜1500m~2500mの熱帯雨林に生息し、海抜3000mの高地で確認されたこともあるそうです。標高の高い場所に生息していますので、気温の低さに抵抗力があり、驚くことに、野生のサザナミインコは「雪浴び」するらしいです(サザナミインコは、寒さよりも暑さに気を使う必要のある種類だそうです)。

サザナミインコ
こちらのカラーは「ルチノー」と呼ばれます。レモンイエローに白が少し入っています。
野生のサザナミインコは数羽から50羽ぐらいの群れを作って暮らしているそうです。サザナミインコはオスとメスでペアを作り、群れの中でもご夫婦で行動することが多いらしいです。サザナミインコをペアで飼っていらっしゃる方の中には、夫婦仲の良さをサザナミインコの魅力の1つとして挙げる方もいらっしゃるほどに、仲良し夫婦のようです。