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ペットビジネス講座 ペットショップという仕事

多くの人が思い付くペットビジネスがペットショップです。ペットショップは、生体やペット用品、ペットフードなどの販売をする仕事です。ペットを扱う仕事とはいえ、実際には接客業になります。

執筆者:村田 亜衣

多くの人が思い付くペットビジネスがペットショップです。ペットショップは、生体やペット用品、ペットフードなどの販売をする仕事です。ペットを扱う仕事とはいえ、実際には接客業になります。

生き物を売る仕事

ペットショップの仕事で1番興味を惹かれる部分が生体の販売だと思います。自分で飼うことのできない種類や多くの数のペットたちを管理し、飼い主さんに売るのは、ペットショップの大きな仕事です。でも、決して楽しいだけの仕事ではありません。

「ペットショップで働きたい!」でも書きましたが、ペットショップにいるペットたちの世話は、きれいな仕事ではありません。ケージの掃除などで汚れるのは当たり前ですし、ペットに噛まれることもあるでしょう。また、私はこれが1番ダメなのですが、死んでいくペットを見ることもあります。

ペットショップに入荷するのは、常に健康な生体とは限りません。また、何匹かを1つのケージにいれていたためにいじめられ、弱っていく個体もあるかもしれません。そういう子たちの世話に、自分のペットにするのと同じような世話をすることができないことがあります。そして、お店に展示中に亡くなる子もいます。

ペットが商品であることや、商品にかけられる時間とお金には限りがあることを納得していないと、ペットショップという仕事は辛い仕事です。ペットショップは、たくさんのペットに囲まれた楽しい職場である半面、汚く、悲しいこともある職場といえるでしょう。

ペット用品やフードの仕入れ

ペットショップで販売するペットフードやペット用品を選ぶこともペットショップの仕事の1つです。売れない商品を多く仕入て在庫を抱えることのないように、商品を吟味する必要があります。

また、飼育セットのように商品を組み合わせて販売することや、初めて使う人にペット用品の使い方を説明することも求められますので、使う人のことを考えて商品を選び、仕入れる必要があります。

あまり出回ってはいないように思いますが、ペット用品やフードのカタログにはかなりの数の商品が紹介されていますので、その中から販売する商品を選ぶことも大切な仕事です。

ペットショップは接客業です

ペットショップにはいろいろな人が来ます。ペットを買い求めに来る人もいれば、見るだけの人もいますし、時間つぶしに来る人もいるでしょう。そういった人達と話しをしながらペットを売るペットショップは、接客業です。

ペットショップで働きたいと考える人の中には、人間と接するのは苦手だけどペットは好きだから、という人がいます。でも、これはまちがいです。人間が好きでないと、接客業であるペットショップで働くことは難しいです。ペットショップは、人もペットも好きな人に向いている仕事です。

また、ケージの掃除やペットの世話などペットショップの中を動き回ることが多い仕事ですので、1日中立ちっぱなし、動きっぱなしのハードな仕事であることも理解しておきましょう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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