よくある事故
尻尾はむやみに掴んではいけません! |
また、カーテンや壁を登ることもありますので、開けていた窓から外に行ってしまう事故もあります。お風呂場や洗面所、台所などに水を溜めている場合には、そこには入らないようにもしてください。水に落ちると、体温が下がってしまうので危険です。
飼い始めたばかりの人に多くある事故に、尻尾が抜けてしまう事故があります。シマリスの尻尾は、引っ張ると切れたり、抜けたりしやすいので、尻尾を捕まえてはいけません。それを知らず、部屋に放したシマリスを捕まえるために尻尾を掴んでしまい、抜いてしまうのです。
馴れるまでは部屋に放すのを控え、部屋に放したときはシマリスからケージに戻るか手の上に乗ったシマリスを捕まえてケージに戻すようにしましょう。
事故や怪我を予防するために
時間に余裕のないときには、シマリスをケージから出さないでください。そして、部屋に放したら常にシマリスの居場所を把握しておいてください。これだけでほとんどの事故は防げます。シマリスは好奇心の強い動物ですが、臆病な面も持っています。急に動かれたり大きな音で驚かされたりすると、びっくりして逃げ出そうとし、無理な動きをしてしまいます。
シマリスのボディーランゲージも学びましょう。尻尾がふくらんでいるときは興奮しているときです。そんなときは無理に抱いたり、追いかけたりせず、落ち付くのを待ってあげてください。ケージ内での事故を防ぐために、ケージの状態も定期的にチェックしましょう。 手や足、尻尾をケージの隙間に挟んでしまったり、飛び出ている針金や折れたおもちゃなどにひっかけたりしないように、安全かどうかを確認してください。噛み削られた巣箱は無理に使わずに新しいものに取り替えましょう。
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