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ペットを安全確実に痩せさせるダイエット方法はコレ! ペットの体重管理

「食欲の秋」はペットも私達も体重管理に注意が必要な季節。ダイエットを考えている人も考えていない人も、ペットの体重管理を始めましょう!

執筆者:村田 亜衣

「読書の秋」や「運動の秋」と言いますが、秋は「食欲の秋」でもあります。ペットも私たち飼い主も体重管理に注意が必要な季節です。

なぜ「食欲の秋」なのか?

「食べ物がおいしい季節だから」そう答えたあなた、これも確かに理由のひとつでしょうが、1番の理由は違うと私は思います。「食欲の秋」と言われる1番の理由、それは身体が栄養を蓄えようとしているからでしょう。

最近は冷房が行き届いているので夏バテする方も減ってきているようですが、本来、夏は夏の暑さで身体がダメージをうけ、僅かであっても体力を失う季節。そして、そのダメージを回復し、寒い冬を乗り切るために秋には身体が栄養補給をしたがるのです。

また、冬は本来食べ物が少ない季節。スーパーに行けばいつだって食べたいものが売っておりますが、自然界で食べるものを捕るとするならば、冬は動物も植物も少ない、食べ物の少ない季節なのです。その食べ物の少ない季節を乗り切るためにも、身体には脂肪を少し多くつけておく必要があります。

食べ物がおいしいだけでなく、四季に合わせた私たちの身体の変化も影響している「食欲の秋」。ペットも私たちも太りすぎに注意が必要な季節です。

秋は多少太るのが自然

夏場に失った体力を取り戻し、来るべく寒い冬に向けて身体に蓄えるのですから、当然のこととして、秋は太ります。でもこれは普通のこと。体重の5~20%くらいは人間もペットも秋に太るものです。問題となるのは太りすぎてしまう場合。
特にハムスター等の冬眠する習性を持つペットは寒くなる前にたくさん蓄えようとする傾向にあります。それをそのまま受け入れてしまうと、身体に悪影響を及ぼすこともある「肥満」となりますのでいけません。ペットも私たち飼い主も太り過ぎない程度に食欲の秋を楽しむようにしましょう。

1年間の体重変化を記録しよう!

毎日体重を測って記録するとなると大変ですが、毎月1回だけならやり続けられると思います。ペットの体重管理の目安を作るために、毎月1回体重測定をしてみましょう!

体重を測るにあたり、まずは体重計に馴らすことから始めます。料理用のグラム単位の秤や赤ちゃん用のベビースケールなどペットの種類(体格)に合わせた秤を用意してください。新しく購入されるという方はオークションを利用するのもいいと思います。

体重計が用意できたら、しばらくは体重計の上に乗せて、そこでおやつを与えます。こうすることで、体重計はイヤなものとしてではなく、嬉しい場所としてペットは覚えてくれます。体重計に乗るのを嫌がらない・自分から乗るようになったら、体重測定の開始です。

毎月「1日」など日にちを決めて体重を測定し、記録をとっていきます。ハムスターなど小さいペットの場合には、おやつの重さを引いて記録を残す方がいいでしょう。体重測定ではない日でも、ペットがいつまでも嬉しい場所として体重計を覚えているように、遊ぶときなどに体重計の上に乗せ、おやつは与えつづけてください。

1年という長い期間になりますが、毎月測り、記録がとれたならば、毎月の体重差を計算していきます。そうすると、夏場にどれくらい体重が減り、秋にどれくらい増えるかの目安ができあがります。

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